黒曜石(銀魂)

□本能
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今回の依頼は極秘依頼だからとオレに目隠しをした。視界を覆われイヤだったが、パフェの為だと我慢をした。パフェに思いを馳せている隙に土方がオレの腕を後ろに1つに纏め何かで縛り上げた。オレはびっくりして精一杯暴れたが、解ける様子も無くびくともしない。


どうしようかと考えていると体が一瞬浮き、布団の上らしき所に倒された。目隠しのせいで自分がどこを向いているのか解らないから受け身も取れない。
銀「痛――い!!」
銀時が叫ぶと、目隠しが外された。土方の顔が凄く近くにある。そして先程と同じような表情を浮かべ、ニヤニヤてる。なんだか少し土方が怖いのと、腕を後ろに縛られているので仰向けになっていると腕が痛いので横を向いた。(もちろん土方が居るのとは逆向きね。)
銀「ちょっとぉ。土方君。何の冗談なの?銀さんもいい加減怒るよ?背中打ったし、腕も痛い!」
なるべく、おどけた聞き方をする。(土方君は何がしたいんだろう???)
すると、土方は喉の奥で笑いながら銀時の質問には答えず、
土「くくっ。いい眺めだな?」
と言いながら土方は銀時の後ろからピッタリくっついてきて、肩をがっしりと抱かれ固定されてしまう。何なんだよ・・・と考えていると、情けないような悲しいような気持ちになり、薄っすらと涙が浮かんでくる。視界が涙でぼやけてきたが、恥ずかしいから土方には見られないようにしなきゃと考えていると、寝巻の甚平がはだけている肩からうなじ、耳裏までを舌で舐めあげた。


銀「うわっ!んゃっっ!ちょっと、」
オレは必死に体をひねったり足をバタつかせてみるが、やめる気配は感じられない。オレが暴れても土方はお構いなしに耳たぶを甘噛みしたり、耳の中までぴちゃぴちゃと舐められ背中がゾクゾクしてくる。
銀「あっ...ふぁっ」
まるで、銀時の弱い所を知っているかのように攻めてくる。(オレ、耳弱いんだよね・・・。)
銀「んあっ...ひじかっ..ひゃっ...」
甚平の合わせから手を差し込まれ、胸辺りをさわさわ撫でられる。やがて胸の突起に土方の指先が触れ、銀時の体がビクッと反応してしまう。
銀「やぁ...あぁ...」
土方の手は胸の突起で遊び始める。つまんでクリクリしたり、弾いたり、強く押しつぶしたりしている。
銀「あっ..んんっ...ひゃあぁ」
土「耳と胸だけでスゲェ乱れようだなぁ。くくくっ」
銀「いゃあっ...やめっ..っっ」
土「ほら、こっち向けよ」
顎を掴まれ、土方の方を向かされる。
土「万・・・・銀時」
初めて名前を呼ばれて、その艶めく声に体がビクッと反応する。そして、恐る恐る土方の方に顔を向けると唇を舌で舐められる。元々、半開きだったのかすぐに土方の舌がオレの口内に入ってきた。
銀「んんっ」
舌を吸われて、上あごを擽られて口内が痺れる。息も苦しい。
銀「ふっ...んんっ」
苦しい、苦しい。後頭部を押さえられているから逃げられない。と、ようやくキスから解放される。
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