Novel
□第0章
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黄金色、亜麻桜色・・・・・・
白銀色、漆黒・・・・・・
愛しい私の子供達・・・
異端の外見に正統な力。
正統な外見に異端の力。
正しいのはどっちなの?
愛しい貴方の血を継ぐこの子達の、愛しい未来――・・・
何時かこの子達が迫害されようとも、私はずっと愛していくの・・・・・・
愛しい貴方の子供だから、例え異端でも愛していくわ。
私が居る限り、決して辛い思いはさせないわ。
そして、貴方の姿を受け継ぐ眼差しを、貴方と思って愛するわ。
貴方の力を貴方と思って、愛でるわ。
愛し子達と貴方を待って時を過ごすわ。
けれど、何故貴方は私の元へ来て下さらないの――・・・?