知識倉庫

□著作権
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2.二次創作

 個人サイトの大半を占めているのが、「二次創作サイト」です。

 「二次創作」とは、誰かが作った漫画・小説・アニメ等の設定・世界・キャラを使用して創られた作品、要するにパロディです。

 ジャンルが何であっても、自分以外の誰かの作品を元にして作ったものならば、全て二次創作になります。

 「ネットに掲載されている二次創作は、著作権侵害ではない?」……いいえ、立派な著作権侵害行為です。

 しかし、あまりにも数が多い、二次創作によって購買層が増える等の理由によって、二次創作は黙認されているのです。
 「二次創作はグレーゾーン」と言われているのは、この為です。

 しかし、全ての二次創作がグレーゾーンかと言うと、必ずしもそうではありません。

 版権元(その作品の著作権を保持する人物や企業)が公に「二次創作は禁止」と公言していたならば、絶対に二次創作作品をネット上に掲載してはいけません!

 禁止されている作品の二次創作を堂々としていて、訴えられた例もあります。著作権侵害をしているのですから、訴えられても反論は出来ませんよ。

 それを避ける為には、二次創作をネット上で公開する前に、きちんと調べる事をお勧めします。例えすでにその作品の二次創作サイトが他にあっても、禁止されていないとは限りません

 「やっている人がいたから」という言い訳は、通用しません。罪は罪ですから。

 そして、二次創作が大丈夫な作品だとしても、絶対にやってはいけない事。

 P1にも少し触れていますが、もう一度書きましょう。元の作品が漫画やアニメの場合、最も目に入る違反行為です。

 公式画像の転載・掲載。これは、問答無用で完全な著作権侵害です。

 例えば公式HPに登録し、そこで頂いた画像だとします。

 しかし、許されるのは個人で楽しむところまで。ネット上に載せると著作権侵害です。

 更に、TVに映っているアニメの一場面・漫画や小説の現物の表紙や中身を写真に撮り、それを掲載する行為も違反にあたります。ご注意を。



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