陰る明光の物語

□陰る明光の物語 一
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そこは政治と文化の中心権力の都、泰平京。
風流に身を任せ、神に仕える者もあれば、商売に精を出す者もいる。

しかし、そうした貴族や行商人、権力者だけがいるわけではない。
時には人成らぬものも受け入れ、暮らしていた。

在るものは狐に、在るものは猫に、害を成す人成らぬものと気付かぬまま喰われてしまう人間もいる。
宮中の者はそれを恐れ、陰陽師や巫女は妖怪を近づけさせまいと奮闘する───。



陰る明光の物語
〜導きの闇〜




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