アズライトマラカイト

□恋は盲目。私は沈黙
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美緒「さっきぶりー英華」




のんきな声が遠くから聞こえる



ふと俯いていた顔をあげると






バナナとビニール袋を持った友達を見つけた





なぜこうなったのか







私が聞きたいぐらいだよ(泣)







ほんの数分前だった





跡「英華、俺様と一緒に来い」




日「何言ってるんですか?頭腐ってるんですか?姉さんは俺と買い物するんです」




わか…



そんなに私と買い物したいのかな///






可愛い…




英華「ジロちゃんはどうするの?」




芥「ん〜、俺は英華ちゃんと一緒がいいC〜」




英華「ジロちゃん…!!」





なんて可愛い子!天使!









跡,日「「……しょうがねえな/しょうがないですね」」







なんだかんだ慈郎には甘い氷帝レギュラー陣。慈郎もいれ買い物に出かけるよう








英華「あ、ちょっと私トイレ行ってくるから」



日「わかった。ここにいるから」




確かここからトイレって少し離れてるんだよね




ちょっと時間かかるけどまあ女の子にはいろいろあると察してくれるだろう









そして数分後

トイレを出て入口で何人かの女子に囲まれる



というか、誰!?





女1「あんた跡部様のまわりうろついて超迷惑」



女2「生意気なのよ!!」



女3「あんた、跡部様のなんなのよ!」





げ……跡部のファンクラブ!





英華「え…っと、マネージャー」




女3「そのぐらいわかってんのよ」




いや、あなたたちが言えって





ああ、とんでもなく面倒な予感…


ここは適当に受け流して早くみんなのもとに戻ろう






英華「あ、あの」




「さっきぶりー!英華」




突如、私の言葉を遮って聞こえた聞き覚えのある声




面倒な予感が予感じゃなくなった瞬間だった






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