アズライトマラカイト
□青学
1ページ/3ページ
リョ「大石先輩とどんな関係な訳?」
弟のリョーマに唐突に言われすぐに反応できなかった。
居候してましたとか絶対言えないでしょ
そう。私越前ちひろは大石家に少しの間居候してたりしたんです
え?どんな関係かって?
もともとあまり交流はなかったんですが小さいときにあの人と公園で一緒に成り行きで遊んでて仲良くなって…お母さん同士も仲良くなって…みたいな?
リョーマはその時少し会ってるけどまだ小さくて覚えてないみたい。
そしてリョーマがアメリカに行くのと同時にお母さんが大石家に預けていったんです。
「まあお姉ちゃんにもいろいろあるんだよ!」
リョ「ふーん。あ、あとちひろ…。」
「お姉ちゃんって何回も言えって言ってるのに…何?」
リョ「大石先輩が呼んでた」
「早く言ってちょうだい!!」
大「遅かったじゃないか!」
「まあいろいろあってね。どうしたの?」
お昼休みリョーマがわざわざ来るなんてことないんだからそこで気付くべきだった
というか秀がこっちに来るべきだ。
っていうかお前同じクラスだろ!
大「手塚から伝言。今日はミーティングだってさ」
「えっ?!今日はてっきり打ち合うのかと思ってた」
大「いや、俺もよく分からないんだけどなんか手塚苦しんでたから」
いったい手塚に何が……
大「あ、あと今日うちによっていかないか?」
大石は去ろうとしたようだがふと振り返り言った
大「母さんがご馳走作っとくから誘いなさいって!」
そう言い大石は走って行った。誘った相手が不機嫌そうにしているのにもかかわらず…
「秀自身が呼んでくれたわけじゃないのかよ」
.