アズライトマラカイト
□立海
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神奈川県のある中学校。
屋上には、部活に入部して間もなくいつの間にか学校のアイドルと化してしまった二人の男子がいた。
丸「暇ー!」
仁「暇じゃな。」
時は彼ら…立海レギュラーたちが一年生の時にさかのぼる。
仁「っちゅーかお前隣の席の女大丈夫か?俺の隣ミーハーだから疲れるぜよ…」
丸「なんかよく分かんねえ。とりあえずミーハーではねえな。だって俺この前丸田君おはようって言われた。」
仁「あ、じゃあきっと大丈夫」
丸「幸村君、この間隣の席のやつ背負い投げしたらしいぜぃ」
仁「恐ろしっ」
丸「お前がさっきミーハーって言ってたのギャルのほうだろ?反対の子は?幸村君のいとこだろぃ?」
仁「……いい子」
丸「なにそれ?」
夏希「切原さんだよね?」
一方教室ではその二人が初めて会話を交わしていたりした。
美緒「うん!えっと…」
夏希「私、幸村夏希っていうの!仲良くしてね?」
美緒「うちは切原美緒!よろしく!なっちゃん!」
夏希「わーいきなり。うん、まあよろしく…美緒はもう部活決まってるの?」
美緒「うち、テニス部のマネージャーになりたいと思ってるんだ!!」
しーん
夏希「…まじで?」
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