ツバサT

□届かない…
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本体小狼side



あの時・・・



俺は、唯姫の命令で唇を重ねた。



あの姫とキスしていいのはもう一人の俺≠セけだ。



サクラ▼・・ごめんな…



俺の初キスは、写し身の姫にあげた。



でも、信じてるよ…



俺みたいに姫≠通して℃汲トいるのならば・・・



「・・・ごめんなさい・・・」



そう姫は言って俺に抱き付いた。



泣き声が響く。



泣いてる・・・



もう一人の俺≠フ想いを後ろめいてキスをしたからだ。



ギュ・・・



「俺こそごめん…」



そう俺は言った。
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