黒執事
□Merry Christmas
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朝、いつものように目覚めたら、枕元に赤い包装紙につつまれ、緑のリボンが巻かれた箱が置いてあった。
これは…クリスマスプレゼントだろうか?
「セバスチャン、この箱お前が置いたのか?」
とりあえず、執事に尋ねた。
僕の予想では、彼しかこんな物を置いたりしないと思ったからだ。
「いえ、私は何も知りませんよ?」
「そうか…」
なら、一体誰が?
「とりあえず、開けてみてはいかがです?坊っちゃん…」
「あぁ、そうだな」
僕はリボンをほどいた───
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