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□メール
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場所は変わりムサシとの待ち合わせ場所。
そして待ち合わせの予定の一時間後。
「コジロウ。
遅くなったわね。
帰る支度に手間取っちゃって。」
「……………………………。」
「なんなら先にアジトに帰っても良かったのに。
別に暗い夜道一人でも帰れるわよ。
あっ!あんたが怖いか。
アッハッハッハッハッ♪」
もう言い返しても無駄なのは知っている。
そのまま一緒にアジトに帰る。
帰るとニャースが怒って待っていた。
「おミャーら、遅いニャ!
お腹空いたニャ!!!!!!」
「ソーナンス!!!!!!」
「マネネ♪」
「マネネ、ただいま♪良い子にしてたか?」
「マネッ!!!!!!
マネネ!!!マネネ!!!」
するとマネネが少し慌てた様子を見せる。
「どうしたんだ?」
「ソーナンス!!!!!!」
「あら?ソーナンス。
手を見せてみなさい。
どうしたの?怪我してるじゃない?」
「ソッ!!!!!!!!」
「実は遊んでいたらポケモン達に襲われて。」
「何だって!!!!!!マネネは平気か!?」
「マネネ♪」
「いや、ソーナンスは勝手に転んだのニャ。
とはいえおミャーらに知らせるにもバイト先に電話する訳にはいかないのニャ。」
「たしかに。
でももう一回治療した方が良いわね。
ソーナンス、おいで♪」
「ソーナンス♪」
ソーナンスの様子から状態はたいした事無さそうだ。
「とりあえずご飯作るか?」
「マネネ♪」
「ニョッ!!!そう言えば人数分のカップラーメンが無いから頼もうと思っていたの忘れていたニャ。」
「えっ。なら今日は。」
「一つのカップラーメンをみんなで分けるのニャ。」
言っていて悲しくなってくる。
「コジロウ。ごめんニャ。
連絡をとれれば良かったんニャけど。」
「ならさ………。」
「ニョッ?」
「どうしたの?」
全員コジロウの発言に注目する。
「ならさ。
携帯買わないか?」