図書館

□未来にむけて
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そして、祭りも終わりかけの頃。


「完売♪」

「やっぱり汗かいて働くっていいな♪」

「生きてるって感じだニャ♪」

『良い感じ♪♪♪』


バンザイしながら張り切って叫ぶ。




『んっ?』


自分達が最近までしていた事を忘れ働く行為に懐かしさを感じ疑問顔。




「すみませーん。
オクタン焼き、1つください♪」


だが、客の声で商売顔に戻る。


「すみません。ご覧の通り今日はもう無いんです。」

「申し訳ありません。」

「またの機会を、ですニャ。」

「えー。何で私の分をとっておかないの?
相変わらずあんた達、駄目駄目ね。」

『…………………えっ?』


聞き覚えのある声に顔をよく見る。


「はーい♪」

『………………………ハーリー先生!!!』


驚きサングラスがずれた。
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