図書館

□告白
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ムサシとヤマトはエステを終え買い物に出ていた。

ムサシはそこでヤマトとコサブロウが付き合っているのを聞いた。

「へえ〜、あんた達がね。
とりあえずおめでとう」

「とりあえずって…
まあ、いいわ。ムサシお先に」

「何か頭来るわね!
私だっていつかは素敵な人と付き合うんだから」

「コジロウとは?」

その言葉でムサシの顔色が一瞬変わった。

しかしすぐに普段の調子で
「コジロウはただの仲間。
私にはいつか白馬に乗った王子様が迎えに来るはずよ」

しかしヤマトはムサシの一瞬の変化を見逃さなかった。

「まあ、焦らずゆっくりやっていきなさい」


その時だった。

二人は呼び止められる。

後ろを振り向くと複数の男達が並んでいた。

その中の一人が口を開く。

「君達ロケット団だよね?」

それと同時に全員がモンスターボールを投げポケモンを出す。

ポケモンがムサシとヤマトに襲いかかる。



一方コジロウとコサブロウは…

「そこで俺達は結ばれたのさ」

コサブロウがコジロウに自分達が結ばれた話をしていた。

(コサンジのやつ…ノロケやがって)

「分かったか?俺達はだからこうして今付き合っている」

「はい、はい。要はお前からヤマトに告白したんだろう」

「どうだ?お前も今の話を参考にムサシに告白したら」

「俺はしないよ。してもムサシを傷つけるだけだから」

それは深い意味を持っているようにコサブロウは感じた。

「さあ、預けていたポケモン取りに行こうぜ」

「もしかしてお前ポケモン全部預けているのか?」

「ああ。ここには専用のジムがあるから」

「お前ら自分の立場が分かっているのか?
いいか。よく聞け」

するとコサブロウにヤマトから連絡が入った。

「もしもし。ヤマト、何かあったのか?
えー!ムサシが…」
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