図書館

□大切な物
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フルーラはそのままケンジの講演を見る事にした

「それでは今回のルギアの話を実際に見たというケンジさんに話を聞きましょう」

「は…はい…。今回…僕…達は…」

「ケンジのやつ凄く緊張している」

その後ケンジは何とか講演をやっていく

「それでは、最後に何か一言」

「そうですね…」
だいぶこの場に慣れたようで話し方も普通に戻っていた

「今回の議題とは少しずれているんですけどこの世界を救った少年は当時10歳でした。その時彼の母親が駆けつけたのですがその時の言葉が印象的でした

「サトシがいないとサトシの世界はなくなるの。あなたがいるから世界があるの」

「僕はこれを聞き自分の世界を大切にしたいと思いました。みなさんも自分の大切な世界。例えば夢とか人を大切にしてください」

それを聞き場内は拍手に包まれた

しかしフルーラはそれを聞き複雑な気持ちになっていた

「これから私がケンジに頼む事はケンジの世界を壊しちゃうのかな」

そこに姉のヨーデルが来た
「見つけた。早く来なさい!操り人が玉を三つ集めたわよ」
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