図書館
□大切な物
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次の日、フルーラは怒っていた
「ごめん。フルーラ!ポケモンがいるとつい…」
「……………」
「何かお詫びさせてくれよ」
「…ワタアメ」
「えっ!」
「私、巫女の仕事でここの祭りに参加した事無いの。だからこのお祭りの名物のワタアメが食べたい」
「分かった。でも講演が始まるからその後でもいい?」
フルーラは首を縦に振った
「それじゃー、終わったらすぐに行くから」
今度はケンジが走って去っていく
フルーラはその背中を優しく微笑み見つめていた
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