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□コジロウの不思議な一日
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「何する気なの?」
「別に。ただ今までのお前の苦労を壊そうと思ってな」
女の子の顔が青ざめる。
女の子は慌てて男の子の腕を掴む。
「止めてよ!」
「邪魔だ!」
男の子が腕を振り払う。
「きゃっ」
女の子が地面に倒れる。
男の子は祠の前に立ち祠を壊そうとした、次の瞬間。
…………パシッ…………
誰かが男の子の腕を掴む。
「お、お前何だ!」
それはコジロウだった。
「ちよっと酷いんじゃないか?」
「離せよ!関係ないだろう」
「止める気がないならしょうがない…………マネネ!くすぐる」
「マ〜ネ」
マネネが男の子をくすぐり始めた。
「アッハハハハハ…」
5分位くすぐり続けた。
男の子は泣いて帰って行った。
「マネネ、よくやったな」