図書館
□素直な気持ち
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コジロウは今森の木株に座っている。
しかも目隠しをしてサボネアやハブネークと言ったポケモン達に囲まれている。
「はあー、何で俺がこんな目に」
何が起きたかと言うと今から数時間前の事。
その時ロケット団はピカチュウゲットの為に穴堀りをしていた。
「私疲れたから先に出てるわね」
まだ掘り続けているコジロウとニャースを残しムサシは穴から出る。
「はあ〜、疲れた」
「お疲れ様、ムサちゃん♪」
顔をあげるとハーリーが立っていた。
「先生!何やってるのよ」
「コンテストの勧誘よ」
「だから私はロケット団があるって言ってるでしょう」
「才能あるのに惜しいわ。
まあ、いいわ。今日はムサちゃんに差し入れに来たのよ」
「何!食べ物なら大歓迎よ」
「それなら喜ぶはずよ」
その時一瞬黒い笑みをしたのをムサシは気づかない。