図書館

□素直な気持ち
1ページ/12ページ

コジロウは今森の木株に座っている。


しかも目隠しをしてサボネアやハブネークと言ったポケモン達に囲まれている。


「はあー、何で俺がこんな目に」


何が起きたかと言うと今から数時間前の事。


その時ロケット団はピカチュウゲットの為に穴堀りをしていた。


「私疲れたから先に出てるわね」


まだ掘り続けているコジロウとニャースを残しムサシは穴から出る。


「はあ〜、疲れた」

「お疲れ様、ムサちゃん♪」


顔をあげるとハーリーが立っていた。


「先生!何やってるのよ」

「コンテストの勧誘よ」

「だから私はロケット団があるって言ってるでしょう」

「才能あるのに惜しいわ。
まあ、いいわ。今日はムサちゃんに差し入れに来たのよ」

「何!食べ物なら大歓迎よ」

「それなら喜ぶはずよ」


その時一瞬黒い笑みをしたのをムサシは気づかない。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ