図書館

□告白
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ムサシ達はとある町に着いた。

「さてこれからこれからどうするか?」

「ねえ、コジロウ…実はね…これ見て」

ムサシがチラシを出す。
それには‘スポーツジム開店、本日のみ無料’と書いてあった。

「やっぱり、最近運動不足かなって…」

「運動不足って…この町に来るまでたくさん歩いただろう…」

「やっぱり健康の中にも美容を取り入れた運動をしないと」

「美容ね…」

「ニャーも行きたいニャー」

「ポケモン達専用のもあるみたいよ」

「行きたいニャ」

「というわけで行きましょう」

ムサシはコジロウを引っ張る。

コジロウは嬉しそうな顔のムサシを見て
(しょうがない付き合ってやるか…)

スポーツジムに着く。ニャース達は専用のジムに預け二人は動きやすい服に着替える。

「よーし、まずはヨガで。次はこのバランスボール教室ね」

ムサシがどんどん予定を決めていきコジロウは言われるがままに一緒にやる。

ヨガ、バランスボール、バレー、縄跳び、筋トレを続けてやる。

「もう…駄目…」

コジロウは力つきてしまった。

「もうギブアップ?」

「何で……そんなに…元気なんだ?」

「コジロウの体力が無いのよ。しょーがない。
ここにリフレッシュルームがあるみたいだからそこで休んでなさい」

コジロウはリフレッシュルームに行く。
中に入ると受付のお姉さんが案内してくれる。

「すみません。ただ今満席でして。相席でしたらすぐにご案内出来ますが」

「ああ、お願いします」

案内をしてもらい席に行くと男が一人で座っていた。
雑誌を読んでいて顔はよく見えない。

「お客様すみません相席をお願いしたいんですけど…」

「相席?」
男が顔を上げコジロウと目があう。

そこにいたのは
『あーー』

「お前は……コサンジ!」

「コサブロウだ!」
コサブロウだった。
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