図書館
□大切な物
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どうも☆僕の名前はケンジ。普段はオーキド博士の助手をしているんだけど今日は無理を言ってお休み
今、僕は船に乗って島に向かっている。その島の名前は…
「まもなくアーシア島に到着いたします。お忘れ物の無いようにお気を付けてください」
そう今アナウンスされた通り僕が向かっているのはアーシア島。あのルギアと出会った島だ
島に降り立つと一人の少女が待っていた
「ケンジ〜」
彼女の名前はフルーラ。この島で巫女をやっている
「ありがとう。来てくれて」
「どういたしまして」
実はルギアの件でこの島の祭りはかなりの注目を浴びた。今回は祭りのイベントとして‘人とポケモンはどう生きていくのか?’という講演をルギアの目撃者としてゲストで呼ばれここに来たのだ
「他の二人は?サトシとカスミは?」
「ああ。サトシはシンオウリーグに挑戦中、カスミはジムリーダーの仕事が忙しくて無理みたいなんだ」
「そうか。カスミをサトシの事でからかいたかったのにな」
「フルーラは二人に興味があるのか?」
「まあね。カスミが何であのおこちゃまのどこが良くて一緒に旅をしているのか…」
「おこちゃまって…」
「だって私ならあんなおこちゃま選ばないもん。もっと落ち着いた大人の雰囲気の人を選ぶわ」
「大人の雰囲気ね〜」
「やば!もう時間が!ケンジ、講演以外は自由に回っていていいから!」
「分かった」
「今夜9時に社に来て!ほら、最初にサトシに試練の話をした場所に!じゃーね」
そう言うとフルーラは風のように走って行ってしまった