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□無意識な日々
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ここはロケット団のアジト。ここでムサシ達は休んでいる。


「はあ〜」


その中でムサシの様子がおかしい。
ソファに座りぼーっとしている。


(何かおかしいな、私)


どうやらおかしいと言うのは自分でも分かってるようだ。
何がおかしいかと言うと。


(最近胸が苦しくてドキドキする。
何かおかしい。………風邪かしら?)


彼女がそう考えたのには理由がある。それは後で語る事にしよう。


そして彼女の考えは半分当たっていた。何が半分かと言うと病気と言う点だ。
しかしこの病気、治す薬が無い。いわゆる‘恋の病’だ。


ムサシも経験があるせいかそれは頭の隅では認識している。
だが認めたく無かった。自分の気持ちを。
代わりに原因を作ったそれに向かって睨む。


(あれもこれもそれもあいつのせいよ)


ムサシはリングマをも震え上げさせる目付きで睨む。
その視線の先に居たのは………。


「マネネ、もう大丈夫だ。
マスキッパは噛みつかない!」


コジロウがいた。ムサシの視線に気づかず自分の愛ポケと遊んでいる。


(これも数日前……あいつが……あんな事を………)


その日の出来事をムサシは思い出す。
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