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□サトシとピカチュウの新しい旅♪
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「ピカチュウ、今日から新しい旅の始まりだぜ♪」
「ピッカ♪」
この元気な少年はマサラタウンのサトシ。
彼の肩に乗りニッコリ相づちをうつのが相棒のピカチュウ。
この二人は中々の名コンビ。
他にも仲間がたくさん居たが、新しい土地で新しいスタートと言う事で、二人きりの再出発。
二人の瞳にはこれからの出会いに対する期待で満ち溢れていた。
しかし出発は順風満帆とは言えなかった。
「………………………。」
「ピカチュウ、どうした?」
「ピ、ピカ。」
ピカチュウが突然ふらついたと思ったら地面に倒れる。
「ピカチュウ!ピカチュウ!ピカチュウ!」
周りにポケモンセンターは無い。
代わりに小さな家があったので助けを求めて入る。
「すみません!助けてください!
ピカチュウが!」
『んっ?ピカチュウ?』
そこに居た二人が振り向く。
サトシと目があう。
サトシの目には見慣れた赤髪、青瞳と青髪、緑瞳が映る。
「ロケット団!!!!!!!」
『ジャリボーイ!!!!』
因縁と言う言葉が頭を過った。