拍手

□只今充電中
1ページ/1ページ



ガチャ

『ただーいまぁ♪』

「‥‥‥おかえり。」

俺を置いて仕事に行ってた彼女が帰って来た。
そんな彼女に冷たく言い放つ。

『おや、ご機嫌ななめに右肩上がり?』

「んだよそれ。」

『だって怒ってんじゃん。』

「‥‥‥‥」

『ねぇ〜』

顔を覗き込んでくる。
ちくしょう‥‥めちゃくちゃ可愛いな!!!!

「‥‥‥‥」

『シカトですかぁ?』

可愛い顔で覗き込んでくるけど、俺ァ怒ってんだ。
仕事に置いて行かれて‥‥

「‥‥‥‥」

『露出魔のグレイさぁん!!!』

「‥‥‥‥」

『無視すんな!!!
えいっ!!!』

ボスッ

前からタックルしてきた俺の可愛い彼女。

「んな!?な、何だよ!!!」

『外寒かったからあったまってる。』

「‥‥‥‥」

ちくしょう、

『‥‥それと、』

「?」

『会えなかった分の充電。』

「ったく‥‥」

やっぱり可愛いなぁオイ。
こんなことされると許してしまう俺は甘いのだろうか‥‥

ギュ

『グレイあったかい‥』

彼女を膝の上に乗せ、もうどこにも行かないように強く抱き締めれば、それに応えるように、腕に力を入れてくる。

「そうか?」

『うん。
氷の魔導士なのにね。』

「関係なくね?」

『そう?』

「そうだよ。」

『血も涙も氷なのに?』

「血も涙も氷なのに生きてる俺ってなに?」

『魔獣?』

「襲うぞ。」

『無理!!!』

「そんな全力で拒否しなくても‥‥」

『あはは‥』

笑ってまたギュッと抱きついてくる。

「まだ充電してんのか?」

『うん。グレイの匂いと体温を感じてるの‥‥』

「たく‥‥」

可愛いヤツめ‥


いつの間にか怒りはなくなり、時間は過ぎ、いつの間にか眠りに就いていたグレイ達だった。



おしまい。

夜中テンションってこんなに恐ろしいんですね。危ない危ない←
しかし、充電ってベタですね‥
ベター好きなんです♪←
ベターこそレジェンド!!!(は?)
こんな駄文にお付き合い下さり、ありがとうございましたm(_ _)m


[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ