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□只今充電中
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ガチャ
『ただーいまぁ♪』
「‥‥‥おかえり。」
俺を置いて仕事に行ってた彼女が帰って来た。
そんな彼女に冷たく言い放つ。
『おや、ご機嫌ななめに右肩上がり?』
「んだよそれ。」
『だって怒ってんじゃん。』
「‥‥‥‥」
『ねぇ〜』
顔を覗き込んでくる。
ちくしょう‥‥めちゃくちゃ可愛いな!!!!
「‥‥‥‥」
『シカトですかぁ?』
可愛い顔で覗き込んでくるけど、俺ァ怒ってんだ。
仕事に置いて行かれて‥‥
「‥‥‥‥」
『露出魔のグレイさぁん!!!』
「‥‥‥‥」
『無視すんな!!!
えいっ!!!』
ボスッ
前からタックルしてきた俺の可愛い彼女。
「んな!?な、何だよ!!!」
『外寒かったからあったまってる。』
「‥‥‥‥」
ちくしょう、
『‥‥それと、』
「?」
『会えなかった分の充電。』
「ったく‥‥」
やっぱり可愛いなぁオイ。
こんなことされると許してしまう俺は甘いのだろうか‥‥
ギュ
『グレイあったかい‥』
彼女を膝の上に乗せ、もうどこにも行かないように強く抱き締めれば、それに応えるように、腕に力を入れてくる。
「そうか?」
『うん。
氷の魔導士なのにね。』
「関係なくね?」
『そう?』
「そうだよ。」
『血も涙も氷なのに?』
「血も涙も氷なのに生きてる俺ってなに?」
『魔獣?』
「襲うぞ。」
『無理!!!』
「そんな全力で拒否しなくても‥‥」
『あはは‥』
笑ってまたギュッと抱きついてくる。
「まだ充電してんのか?」
『うん。グレイの匂いと体温を感じてるの‥‥』
「たく‥‥」
可愛いヤツめ‥
いつの間にか怒りはなくなり、時間は過ぎ、いつの間にか眠りに就いていたグレイ達だった。
おしまい。
夜中テンションってこんなに恐ろしいんですね。危ない危ない←
しかし、充電ってベタですね‥
ベター好きなんです♪←
ベターこそレジェンド!!!(は?)
こんな駄文にお付き合い下さり、ありがとうございましたm(_ _)m