Merry-go-round【完】
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留美side
あーーー自分から言い出したWデート・・・・・
てことは、涼介が可憐と一緒にいるところも見なきゃ
って・・・
留美「なーに言ってんの!自分!!!!」
思わず叫んじゃった・・・・・。
私は裕翔がスキなんだ
・・・・・・・にしても。明日どーなるのかな?
ま!そんなことしょーがない!
寝よう!!!!!
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「うわぁぁぁん!!!!ふぁぁあん!!!!!
うっっく。く!!ひぇ!ふぇぇぇ
うわぁっぁん!!みんなドコ言っちゃったのー??」
前と同じ夢????違うちょっと違う
泣いてるのは昔の小さい私じゃない今の私だ
「う!!なんで??どうしてぇ??
涼介に会いたいのに!!!!裕翔じゃなくて・・・
裕翔じゃない・・・私が好きなのは裕翔じゃないよ!!
涼介がスキなのに!!!!」
どんどん泣いてる今の私が小さくなっていく
「・・・・留美は、気づいてないんだよ
自分のキモチに気づいてないんだね
早く気づいて」
小さくなっていった結果、夢の中の私は
あの時の子供の姿にもどって、そう言われた
どうして??私が好きなのは涼介じゃない
裕翔だ裕翔がスキ
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「留美ーーーーーー!!!!!!
はやく起きないと、遅れちゃうわよーーー!!!」
留美「お母さん??」
お母さんが1階からちょっとカリカリしてる声で
叫ぶ声が聞こえた
体が重い・・・・・変な夢みたからだ
留美「あれ?枕ぬれてる・・・・」
鏡を見てみると、目が潤んでいた。
瞬きすると、目から一滴が落ちてきた
私、夢で本当に泣いちゃったんだ・・・・・
留美「て!!!やばい!!!
もうこんな時間!!!!!!」
急いで支度をして待ち合わせの場所に行くと
もう可憐と裕翔が来ていた。