Merry-go-round【完】
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涼介side
涼介「可憐??一緒に帰るよ??」
そう言って、俺は今から俺の彼女となる
可憐の手を握った
可憐「え??ちょっ??」
涼介「帰らないの??
付き合って最初の下校なのに??」
可憐「ってことは・・??」
涼介「もう!!
先帰る・・・・・」
可憐「待って!!一緒に帰るよ!!」
そう言って、可憐は俺の手を握ってきた
それ以来、デートも何回かして、
いつもと違う感じの可憐を見て
ドキドキしたりすることもあって・・・
『俺ってちゃんと可憐のこと好きじゃん』
って思った。
本当に
可憐が可愛いから笑
だけど、またスグに比べてしまう。
もし、これが留美だったら??
もし、今“涼介”と呼んでいるのが留美だったら??
可憐は「今は留美のこと思ってても
いつか、涼介の心の中にいるのが
私になるように頑張ってみせるよ♪」
って、いつもいってくれた。
俺は確実に可憐ことが好きになっていった。
でも、それでも
俺の中から留美が消えることはなかったんだ・・・・・。
それだけ、留美の存在が大きい・・・・。
裕翔と留美が・・・・