螺旋の書
□結婚式
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６月…今ここに、
一組のカップルが…
永遠の愛を誓う――
〜結婚式〜
６月のある日
結婚式の為、皆が集結している。
｢はぁ〜鳴海さんもついに人のものに、なっちゃうんですねぇ〜｣
がっくりと、うなだれるひよの。
｢はぅ〜アイズ君は、幸せ者だなぁ〜私も、弟さんみたいな、旦那様欲しいなぁ〜｣
こちらも同じくがっくりとうなだれる、理緒。
そこで、ため息をつく香介。
｢あんなのの、どこがいいんだ？｣
自分には、サッパリ分からんと言わんばかりの口調で理緒達に言い放った。
｢もぉ！わかってないなぁ！こーすけ君は！だから、マヌケメガネって言われちゃうんだよ!!｣
頬をプーっと膨らまし反論する。
｢そうですよ！浅月さん｣理緒に同意する、ひよの
｢なっ!マヌケメガネは、関係ないだろ!?｣
香介がマヌケメガネと言われて怒っていると、後ろから、呆れた様子で３人に声をかけてきた。
｢何くだらない事でケンカしてんだい…｣
声を出したのは、ブレードチルドレンの一人亮子
｢同感だな…｣
と、花婿の歩だった。
｢わぁ〜弟さんのタキシード姿素敵です〜vv｣
ハートを飛ばしながら、歩に近寄る。
それに、負けじと歩に近寄る、ひよの。