その他

□ギリ神の言葉遊び
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空間(カオス)に大地(ガイア)と空(ウラノス) 海(ポントス)が満たされ

愛(エロス)が始まりの鼓動を鳴らした瞬間 命は生まれた


同時に生まれた者を蔑むなら

貴方達は生まれた事をどうして祝うの


喜びが生まれたなら哀しみも生まれたはず

その中で地獄を創ったのも貴方達だと知っているはず


奈落(タルタロス)は逝く者がいなければ空間(カオス)でしかないのだから




夜(ニュクス)は廻り 不和(エリス)は嗤う

命運(ケル)は血を啜り 闇(エレボス)に向かう


黄昏(ヘスペリス)の一瞬の赤を美しいと呼んだはず

その流れる一雫の赤を恐れる理由も解っているはず


ではなぜ戦(マケ)は走り続けているのか 未だ苦痛悲嘆(アルゴス)が苛むのか




光(アイテル)は遥か彼方に 昼(ヘメラ)は未だ昇らず

無法(デュスノミア)は蔓延り 論争(アンピギアイ)は繰り返される


復讐(ポイネ)は殺戮(ポノイ)が生み出したと気付いてるかしら

迷妄(アテ)が紛争(ネイコス)を生み出してると気付けるかしら


船渡(カロン)の収集品(コレクション)は積み上がり 凱旋車は重い轍(わだち)を引いているのに




運命(モイラ)の糸の先 老(ゲラス)を恐れる者

苦悩(オイジュス)を抱き 愛欲(ピロテス)の腕に抱かれる


狂気(マニア)が命ずる殺人(アンドロクタシア)を好む人もいる

なのに戦闘(ヒュスミネ)が育てた飢餓(リモス)は憐れむのね


空言(ロゴス)だから愛す それよりも 誓詞(ホルコス)の中から真実(アレテイア)を捜しましょう

希望(エルピス)を捨てられない内に




夢(オネイロス)を追い駆けて 天罰(ネメシス)の処刑台に上る

欺瞞(アパテー)に捕り憑かれ 非難(モモス)は満ちる


苦労(ポノス)を知って 嘘(プセウドス)知って 傲慢(ヒュブリス)を知る

海(タラッサ)の波の様に繰り返し 嵐(テュポン)の怒号が響く



死因(モロス)を求め 甘眠(ヒュプノス)を求め

時(クロノス)が永遠(アイオン)を刻むまで 死(タナトス)の剣が錆びる事はない




いつか忘却(レテ)を知り生まれ変わったなら そこには何が残っているのかしら






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ギリ神に置くか迷いましたが取りあえずこっちに

原初神〜ニュクスの一族とその他を使った
「タナトス愛してる 誰か抜いたら呪われそうで知る限り入れたガクブル」というだけの詩。

ラスト詰ってるのは疲れて残りでまかない料理した証拠
主旨なんて無い(・ω・)

にしてもモロスって何の神?死の定業で死因を決める神と思ってるけど…


誤字とかコメントがあったらお気軽に→指摘

(2010/12/19)

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