取るに足らないネタ


◆理想のお家3 

小平太「で、四郎兵衛は描けたのか?」

シロ「あ…一応」

滝夜叉「予想通りというか何というか…普通だな…」

三之助「………」

シロ「これでも結構頑張った方なんですけど…すみません」

金吾「普通が一番ですよ」

三之助「おい四郎兵衛」

シロ「はい?」

三之助「何で寝室が二つあるんだ。しかも隣同士」

金吾「あ。本当だ」

シロ「なんでって…お互い夜は別の部屋で寝ますから?」

三之助「馬っ鹿じゃねーのお前!?夫婦が夜同じ布団で寝ないでどうするんだっつの!」

滝夜叉「お前と四郎兵衛を一緒にするな!夫婦が違う布団で寝る家庭だってあるだろう」

小平太「えーでも私も夫婦は一緒に布団を共にすべきだと思うなあ」

三之助「気が合いますね委員長。でもきり丸は俺と布団を共にする予定ですから」

小平太「ははは!三之助は自分に正直でいいな。私だって負けないぞ!」

滝夜叉「(この二人といると本気で疲れる…)」

金吾「時友先輩はきり丸と一緒に寝たくないんですか?」

シロ「そんなことないよ!でも…」

金吾「でも?」

シロ「きり丸の寝顔が横にあると思うときっと毎日眠れなくなっちゃうもん」

真っ赤になった顔をかくしてうつむく四郎兵衛。



さあ貴方はどの家を選びますか?







こへ:とにかくでかい、広い、部屋数が多い。

滝:デザイン重視。こだわりたいところには金も手間も惜しまない。

三:シンプル。殺風景。夫婦は部屋はもちろん布団も一緒にすべきだ。

シロ:何の色気もない一般的な一軒家。だがそこがいい。

金吾:あまり派手すぎないが武家屋敷的な家を持つのが理想。

2011/04/19(Tue) 23:35 

◆理想のお家2 

小平太「できたぞー!じゃじゃーん♪」

滝「これは…なんと言うか…」

シロ「大きい家ですね…むしろもう屋敷…?」

小平太「やっぱり子供は沢山欲しいからなー。部屋は多くて庭も広い方がいいだろ?それに風呂もな。きり丸は檜風呂と露天風呂、どっちが好きかな?」

金吾「子供…。何人作る気なんですか?」

小平太「多ければ多いほどいいけど、理想は十人くらいかなー」

三之助「さすが七松先輩お盛んなことで」

滝「三之助っ!そういう話はやめろ!」

小平太「じゃあ次は滝夜叉丸な」

滝「私はまあ、こんな感じで」

シロ「わあ、うまい」

滝「庭には池が欲しいな。季節ごとに違う景色が見れるように沢山植物を植えて。部屋は広めの方がいいとは思うが…」

小平太「こんな庭の作りにしたら盗っ人が入り放題じゃないか。どれ私が直してやろう」

滝「え?あ゛あああぁぁぁ!!私の家があ!!(涙目)」

金吾「(可哀相に…)次屋先輩は?皆に比べると大分小さいですね」

三之助「あんな広い家いらねーだろ。部屋もこんないらねーし。玄関、居間、台所、厠はここで風呂はここ。で、必然的に寝室はここな」

シロ「あれ?なんで風呂の真向かいに寝室で必然なんですか?」

三之助「風呂入ってすぐ前の寝室になだれ込んでそのまま夜の営みに入れるからに決まってんだろ」

スパーーーーン!!

滝「だからそういう話をするな馬鹿助がっ!!(赤面)」

三之助「風呂場でやるっていうのもありですけどね」

滝「お前の頭はそれしかないのか!?」



つづく

2011/04/11(Mon) 17:31 

◆理想のお家 

金吾「〜〜♪〜〜♪」

小平太「きーんご、何楽しそうに地面を見つめてるんだ?」

金吾「あっ!」

滝「何だこれは…一軒家の見取り図?」

金吾「こ、これは…その…」

小平太「なんだなんだ?恥ずかしがらず言ってみろ!」

金吾「将来の…理想の家です」

四郎兵衛「理想の?」

金吾「ここが玄関でここが居間、ここの庭には大きな松を植えて。隣には大好きなきり丸がいて、そう思いながら書いてたんです」

三之助「ぷっ」

滝「三之助、笑っては失礼だろ」

小平太「そうだ!可笑しくなんかないぞ金吾。でもなんか面白そうだから私も書いてみよう!」

ガリガリと苦無でおおざっぱに間取りを書き出す小平太。

小平太「滝夜叉丸も三之助も四郎兵衛も書いてみろ。なかなか楽しいぞ!」

子供のような笑顔で言う委員長に三人は戸惑いつつも黙って地面に絵を描きはじめた。


つづく

2011/04/11(Mon) 16:30 

◆さあどうする!? 

孫兵「きり丸ーーー!!お前という奴は!!」

きり「なんですかそんな顔して。怒ってるのか泣いてるのかハッキリしてくださいよ」

孫兵「そんなことはどうでもいい!お前、今日料理当番だったらしいな!?」

きり「ええ。今まさに夕食の準備をしていますが」

孫兵「これは何だこれは!?」

きり「イナゴの照り焼きですけど」

孫兵「ただのイナゴじゃない!」

きり「ええ、この辺じゃ珍しい毒イナゴですね。あ、心配しないでください。ちゃんと毒は抜いてるんで」

孫兵「知ってて調理したのかーーー!!!」

きり「はい」

今にも卒倒しそうになる孫兵。

孫兵「お前私が毒虫愛好家だと知っててよくこんな真似ができたな!」

きり「伊賀崎先輩知らないかもしれませんけど、結構美味しいんですよ。このイナゴ」

孫兵「だからそういう問題じゃないと言ってるだろう!」

きり「あーん」

孫兵「!?」

きり「食わず嫌いは駄目ですよ。はい、口開けてください」

孫兵「………」

きり丸と箸の先にあるイナゴを交互に見つめうろたえる孫兵。

きり「いらないんですか?金吾やしんべえは食べたのになあ」

孫兵「!!」

さあどうする孫兵。
きり丸が箸を下ろすまで、あと三秒。






孫はロマンチストでくっさい台詞や行動を躊躇なくやっちゃう子だけど、いざ人にされると恥ずかしくなるタイプだと信じてる。

2011/04/11(Mon) 14:43 

◆純愛と欲望 

左門「三之助!きり丸に嫌がらせするのはやめろ!」

三之助「嫌がらせ?なんかしたか俺」

左門「何を言う!私は知ってるんだぞ。お前が隙あらばきり丸にセクハラの限りをつくしていることを!嫌がらせ以外の何でもないだろう!」

三之助「嫌がらせじゃねーよ。むしろ気に入ってるからやってんだ。好きな奴に手を出して何が悪い」

左門「悪いとは言わんが順序を踏めと言うのだ!下心だけできり丸に近付くお前は男でも人でもない、獣以下だ!」

三之助「…。お前こそ順序がどうとか下心云々とか説法してるけど、きり丸が好きじゃねえのかよ?」

左門「好きに決まってる!だから大切にしたいんだ!」

三之助「好きなら欲だって出るだろ?押し倒したいとか泣き顔が見たいとか。それなのにお前ときたら綺麗事ばかり。とんだ偽善者だなお前は!」

左門「偽善者だろうがなんだろうが私はきり丸を心の底から好いている。三之助、お前には絶対に負けははしないからな」

三之助「言ったな。俺だって何があろうともお前には負けねえよ、左門。勝負だ」




富松「お前ら。今すぐその会話止めないと簀巻きにして風呂の底に沈めるぞ」






婚姻(?)までは順序を踏んで清く正しいお付き合いをしたい左門と、わき目も降らず欲望に従った愛を与える三之助。
同じ人を好きになると衝突が多くなりそうでもう白米が止まりません

2011/04/11(Mon) 10:46 

◆綾部喜八郎の策略 

綾部「ねえ滝夜叉丸。休日に汗水流して赤ん坊の相手するのって興味ある?」

滝「は?あるわけがないだろう。せっかくの休日が勿体ない」

綾部「ふーん。そうなんだ。分かった」

滝「何なんだあいつは…」

綾部「ねえ三木エ門。他人の家の洗濯物を洗ったり掃除したりして一日過ごすのって好き?」

三木「はあ?どういう状態なんだそれは」

綾部「言った通りだよ。好き?嫌い?」

三木「好きも嫌いも分からないけど…別に好んでやることじゃないな」

綾部「分かった。そう伝えとく」

三木「??」

綾部「タカ丸さん。髪結いの仕事をしている時と、見ず知らずの家で一日過ごす時間、どっちが好きですか?」

タカ丸「え?それは…髪結いの仕事してるときかなあ」

綾部「本当に本当ですか?」

タカ丸「うん。まあ」

綾部「分かりました。それでは」

タカ丸「喜八郎君って何考えてるのか分かりづらいなあ…」



翌日(休日)

綾部「一応四年生には全員声かけたけど、皆興味ないみたい」

きり「そうですか…。まああのメンバーじゃ元々留守番と子守のバイト向いてなさそうですからね。綾部先輩、よろしくお願いしますよ!」

綾部「頑張るよ」

きり「でも意外だなー。綾部先輩、子守とか好きじゃなさそうなのに」

綾部「まあたまにはね。それじゃあ行こうか」

きり「しゅっぱーつ!」

綾部「おー」





綾部はこんなことを普通にやっちゃってくれると信じてます。
ちなみに後日理由を知った三人は死ぬ程後悔し、「喜八郎てめーコノヤロー!」と詰め寄るフラグ。

2011/04/10(Sun) 06:53 

◆同族嫌悪って知ってるか 

※藤内と孫兵は仲が悪い設定


藤内「ねえ聞いてよ。この前きり丸に髪が綺麗だって褒められたんだ」

孫兵「私だって目が綺麗だと褒められたよ」

藤内「目が綺麗?ふーん。私なんか作法委員では先輩が一番常識的で安心しますって言われたんだから」

孫兵「それはお前が一番地味って意味だろ?私なんか虫食い文書の補修の時はいつもペアを組む仲なんだからな」

藤内「それって君が無理矢理ペアを組むのを強要してるだけじゃないの?大体毒蛇を四六時中首に巻き付けた状態できり丸に近付かないでもらえる?危ないから」

孫兵「ジュンコはきり丸を好いているし、噛むような真似はしない。私としては上辺は無害そうな顔をして中身は猛毒を蓄えてる人間の方がよっぽど危険だと思うけどね」

藤内「よく言うよ。君こそ私がきり丸と話してるとさりげなく毒蛇を見張りにさせてるくせに。あれ危ないからやめてくれない?」

孫兵「それなら安心していいよ。ちゃんと標的だけを攻撃するように指示してあるから」

藤内「君って本当嫌な性格だよね。明日にでもいいから、馬に蹴られて死んでくれないかな」

孫兵「私もお前が大嫌いだよ。一日でも早く毒キノコにあたって死んでくれればいいのに」






というような会話を笑顔でしているのが我が家の孫兵と藤内。

2011/04/10(Sun) 05:20 

◆きり丸が行儀悪く食事をしていました2 

・能勢久作の場合

久作「きり丸、箸をおけ」

きり「ほあ?」

久作「早く!」

きり「な、なんなんですか…」

あまりの迫力におされ、渋々ながら食事を中断するきり丸。

久作「お前は箸の持ち方が下手すぎる。箸はこう持つんだ。ほら、やってみろ」

きり丸の手をとり、正しい持ち方を教えようとする久作。

きり「箸なんかどう持とうが腹に入れば同じですって」

久作「そういう問題じゃない!口答えせず言われたとおりにやってみろ!」

嫌がって手を振りほどこうとするきり丸。徐々に眉間の皺が深くなる久作。

きり・久作「「あっ」」

勢い余ってきり丸の手から箸がすっぽ抜け床に転がる。
面倒臭くなったきり丸は残りを手づかみで食べようとする。

久作「食事は箸でするもんだ!手づかみはやめろ!」

後ろから羽交い締めにし、力ずくで自分の箸を持たせる久作。

きり「うぎぎぎぎ…!」

久作「いい加減に観念しろ…!」

はたから見て二人羽織状態の二人。結局食べ終わるまでこのやり取りは続いたらしい。





感想タイム

三郎次「…これ僕より酷いんじゃないか?」

四郎兵衛「久作はきり丸のお兄ちゃんだねー」

左近「ある意味すごいなこの二人」

2011/04/08(Fri) 23:15 

◆きり丸が行儀悪く食事をしていました 

・池田三郎次の場合

三郎次「(口の周りべたべた…汚しまくりだろ…)」

視線を送る三郎次。まったく気付かない、というより気にしないきり丸。

三郎次「(うわ…なんであんなとこまでご飯粒が飛ぶんだよ)」

きり丸「なんですか?」

三郎次の視線もなんのそので食事を続けるきり丸。

三郎次「ああーーーもう!こっちむけ!!汚い!」

きり丸「へ?痛い痛い痛いいたいっ!!!」

我慢出来なくなった三郎次、懐から手ぬぐいを出して乱暴に口周りを拭う。

きり丸「痛い痛い!痛いですってばあ!!」

三郎次「うるさい!おとなしくしとけ!行儀悪いあほのは組め」

その後も乱暴な手つきできり丸の顔を拭い続ける三郎次。

もはや涙目のきり丸。

それを見て止めてやりたいが引くに引けなくなり同じく涙目になる三郎次。







友人らの感想タイム

四郎兵衛「痛そう…。でもなんで三郎次も泣きそうなんだろう…」

左近「本当に不器用なやつ」

久作「まあ気持ち分からなくもないけどさ…」

2011/04/07(Thu) 23:21 

◆セクハラ魔神次屋 

次屋「よ、きり丸」

ベラッ

きり「わあっ!もう次屋先輩着物をめくるのやめてくださいって何度も言ってるでしょう!!」

次屋「そんな気もするが俺は一度も了承した覚えはない」

言いながら再び着物をめくる。

きり「ぎゃあああセクハラ!変態!最低!!」

次屋「なんだ、下着は普通の褌なのか」

きり「当たり前でしょ!ってゆーかいつまでめくってるんですか!!」

次屋「分かったっつの。いくら払えばいいんだ」

きり「銭積まれても次屋先輩には見せません!」

次屋「ほおー、じゃあ遠慮なくタダで見せてもらうぞ」

きり「だからそういう意味じゃな…ぎゃあああぁああぁぁあ!!!」


暗転。

2011/04/07(Thu) 19:10 

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