取るに足らないネタ


◆女装の私は好きですか 

きり「俺決めたんです!」

久作「何を?」

きり「女装を極めるって」

久作「女装」

きり「町で物を買うときとか、可愛い女の子だったらオマケとかしてくれたり比較的簡単に秘密を明かしてくれたりするでしょう?
人間中身が大事とか言いますけど、やっぱり見た目の損得は大きいですよ!」

久作「で、そんな格好して練習してたから図書委員の当番遅れたってことか?」

きり「さすが久作先輩分かってらっしゃる!」


バシーンッ!


久作「そんなくだらん事で当番に遅れるな!!」

きり「いったーーーい!帳簿で叩かないでくださいよ!」

久作「さっさと顔洗って着替えてこい!それから明日から一週間、バイト禁止で図書室当番だ!」

きり「なあっ!?酷いですよ!横暴だ!」

久作「安心しろ。遅刻したりサボったりしないように俺がきっちり見張っててやる」

きり「すみませんでした!もう遅れたりしませんから勘弁してください!!」

久作「駄目だ」

きり「…意地悪!」

久作「なんとでも言え。早く着替えてこないと罰当番一ヶ月にのばすぞ」

きり「分かってますよ!」





左近「相変わらず厳しいな久作は」

久作「別に普通だろ」

三郎次「しかしあいつの女装また腕を上げたな」

四郎兵衛「うん、すっごい可愛いよねー」

左近「女装なんて今更だろ?むしろ目の保養だし好きにさせておけばいいんじゃないか」

久作「分からないのか?無意味だろ」

左近「無意味って…」

久作「女装なんかしなくったってあいつは可愛い」

左近「!」

きり「久作せんぱーい、お待たせしましたー」

久作「ちゃんと化粧も落としてきたか?」

きり「もちろん」

久作「よし。じゃあ在庫確認をはじめるぞ」

きり「はーい」






私は久作をどうしたいんだろう…。

2011/05/21(Sat) 22:35 

◆似顔絵6 

伊「虎若、もう少しこっちむいてよ。全然顔が見えないよ」

虎「あ、ごめん」

喜「ああっ伊助ちゃんとこっち向いてくれないと描けないよお」

伊「だって僕も虎若の顔描かなきゃいけないんだもん。ずっと動かなかったら描けないよ」

虎「三人で向かい合って描こうとするからこうなるんだよ。だから一人ずつ描けばいいって言ったのに」

喜「はにゃっ!?なにそれ僕が悪いって言いたいの!?」

伊「もう二人とも喧嘩しないでよ!全然進んでないじゃないか」

喜「そういう伊助だって完成してないじゃない!」

虎「そうだよ、僕達二人だけが悪いみたいな言い方しないでよ!」






喜三太・虎若・伊助トリオ

制限時間内には終わらせたが終止一触即発な雰囲気を漂わせていた。可もなく不可もなく。50点。

2011/05/10(Tue) 19:41 

◆似顔絵5 

兵「団蔵てめぇなんだこの似顔絵は!?全然似てないし、そもそも人の顔として成り立ってねーし!!喧嘩売ってんのか!?」

団蔵「それはこっちの台詞だ!!何だよこの馬の顔した化け物みたいな絵は!?いつ先生が妖怪を描けっていったんだよ!!」

兵「お前の顔なんざそれで十分さ!むしろ現実より数倍男前に描いてやったんだから感謝してほしいくらいだね!!」

団蔵「どこが男前だあ!?どう見ても人を食い殺しそうな面構えじゃないか!!誰が見ても僕が描いた絵の方がうまいね!そうですよね先生!?」

兵「寝言は寝て言え馬鹿旦那!!土井先生、僕の方がよく描けてますよね!?」

土井「二人とも描き直し」





団蔵・兵太夫ペア

何度描き直させても相手を逆上させる絵しか描いてこず、写生中の態度も互いに喧嘩腰。よって0点。

2011/05/07(Sat) 22:43 

◆似顔絵4 

きり「金吾もうちょっと前みて。うんそんな感じで」

金吾「………」

きり「よし完成!金吾は?」

金吾「出来たよ。でも…似てない…」

きり「どれどれ?え、そんな悪くないじゃんか」

金吾「駄目え!!こんなのきり丸じゃない!お願い、もう一回描き直させて!!僕もっと頑張るから!」

きり「お、おう。(なんか怖いぞ金吾…)」







きり丸・金吾ペア

両者とも基本的な特徴を捉えており態度も問題なし。ただし金吾が必要以上に描き直しを繰り返したのはマイナス。80点。

2011/05/07(Sat) 22:24 

◆似顔絵3 

庄「よし…出来たよ」

しん「僕ももうちょっとで出来るよ。後は口を描いて…かんせーい!」

庄「しんべえ上手だよ!ちょっと僕の名前の漢字間違ってるけど…」

しん「ごめーん庄左衛門!でも庄左衛門も上手!これならいい点もらえるね」

庄「そうだね。じゃあ早速土井先生に見てもらおう!」

しん「うん!あ、ちょっと待って。なんか鼻がムズムズして…」

庄「まさか…!」

しん「ふあっくしょーん!!!」


べっちゃあ


庄「ああああ!!!」

しん「ご、ご、ごめーん!!!」

鼻水とよだれでびちゃびちゃになった二人の似顔絵。




しんべえ・庄左衛門ペア

お互いよく描けている。ただし時間以内に提出出来なかった為マイナス。70点。

2011/05/05(Thu) 19:35 

◆似顔絵2 

三治郎「乱太郎描けたー?」

乱「うん。三治郎は?」

三治郎「僕も出来たよ。せーので見せあいっこしよっか」

「「せーの!」」

三治郎「わあ。さすが乱太郎上手!僕へたっぴだから恥ずかしいなあ…」

乱「三治郎だってよく描けてると思うよ?ただ……私の後ろに描いてあるこれ、何?」

三治郎「これ?土井先生が忠実に描けっていってたから乱太郎の後ろにいるのも一緒に描いてみたよ」

乱「後ろ…?誰もいないけど」

三治郎「背後霊だよ」

乱「ああなるほど……背後霊!?」



乱太郎・三治郎ペア

両方とも絵のレベルは良く忠実に特徴をとらえている。ただし三治郎が忠実に描き過ぎてペアを気絶させてしまった為平常点からマイナス。90点。

2011/05/04(Wed) 23:41 

◆似顔絵 

土井「今日の授業は人物の写生だ。限られた時間でいかに対象の人物の特徴を掴めるかのテストだ。事前にペアを決めておいたから、二人一組で授業が終わるまでの間に絵を完成させるように」

兵「土井先生!」

土井「何だ?」

兵「なんで僕のペアが団蔵何ですか?変えて下さい!僕こんな汗くさい奴の顔なんて描きたくありません!」

団「誰が汗くさいだってえ!?僕だって兵太夫みたいなパッツン前髪描きたくないよ!」

兵「何だとこのボサボサ頭!ボサ男!」

土井「ペア変えは認めない!これ以上文句を言うなら二人とも0点だがいいんだな?」

兵・団「……!!」

渋々向かい合って筆をとる二人。他の各ペアも似顔絵を描きはじめる。

ちなみにペアは
乱太郎・三治郎
しんべえ・庄左衛門
きり丸・金吾
団蔵・兵太夫
喜三太・伊助・虎若

つづく

2011/05/04(Wed) 20:08 

◆作法委員会のある日常風景 

兵太夫「好きな子にはさ、どんな格好してほしい?」

伝七「格好…?着せたい着物とかそういうことか?」

兵太夫「そうそう。僕はちなみに十二単!」

伝七「十二単ぇ?あいつにそんなの着こなせるか?」

兵太夫「何あいつって。僕誰とも言ってないけど心当たりでもあるの?(にやにや)」

伝七「なっ!別にいないよそんな奴!僕はそうだな…巫女さんとか嫌いじゃない…」

兵太夫「巫女さんっ!ぎゃははははは!!!」

伝七「何笑ってんだよ!!お前が言えって言ったんだろっ!!」

仙蔵「楽しそうだな兵太夫、伝七」

兵太夫「たっ立花先輩」

伝七「す、すみません!」

仙蔵「元気が有り余るのはいいことだ。だが今は委員会活動中。お前達が賢明であるならば、今何を優先させるべきか、分かるな?」

兵・伝「「はいっ!すみませんでした!」」

仙蔵「いい返事だ。では委員会を続けるぞ。……が、その前に兵太夫」

兵太夫「?」

仙蔵「私は何を着てようと構わん。例えそれが裸であってもな」

兵太夫「!!」

伝七「!!!!」








ちなみに
藤内は茶摘み娘の衣装が好きというマニアックぶり。喜八郎は私の想像力が貧困過ぎて思いつきませんでした…。

2011/05/04(Wed) 01:46 

◆ぎゅうぎゅう 

きり丸、三年生。久作、四年生くらい



きり「能勢先輩」

久作「ん?なんだ」

きり「あのー…抱き着いてもいいですか?」

久作「は」

きり「あ、もちろん嫌ならいいです」

久作「…別に嫌じゃないけど」

きり「いいんですか?」

久作「ああ」

きり「ありがとうございます!じゃ早速!」


ぎゅむっ


久作「………」

きり「はあ…」

久作「(顔が近い…)」

猫のように擦り寄るきり丸に内心どきまぎの久作。

きり「やっぱりいいなあ。似てるなあ」

久作「似てる?」

きり「今日おつかい途中にですね、寺ですごい大きい犬を見たんです。目が真ん丸で顔つきとか毛並みとか俺の好きなタイプで」

久作「へえ」

きり「触りたかったんですけど、住職さんから結構凶暴だからやめとけって止められて。その犬今思えば先輩にそっくりなんです」

久作「俺は犬のかわりか」

きり「だって本当に似てるんですもん。だからしばらくこのままでいさせてください」

久作「どうせ言ってもきかないだろ。好きにしろ」

きり「♪」



後日

きり「あ、いたいた!」

犬「わふっ!」

きり「おーっ人懐っこい。この気難しそうな顔!やっぱり良い!」

犬「わふっ!わふっ!」

久作「………」

本当に似ててちょっとショックを受ける久作。







個人的に久作は犬に似てると思う。成長したらちょっとガタイが良く育つといいなあ。

2011/04/29(Fri) 01:14 

◆くのいちの座談会 

ユキ「この話、くのいちの先輩から聞いた話なんだけど。三年生に伊賀崎孫兵って先輩いるじゃない?」

トモミ「ああ、生物委員会の?」

ユキ「そうその人。なんでも伊賀崎先輩に一目惚れしたくのいちがいたらしいのよ」

そうこ「確かに三年では群を抜いて美形だもんね。それで?」

ユキ「告白しようと思って呼び出したんだって」

しおり「積極的!」

みか「ちょっと、一々話を止めないでよ。それでそれで?」

恋ばなだけあって異様に食いつきを見せるくのいち女子一同。

ユキ「それで呼び出し場所にきた伊賀崎先輩に告白したんだって。「貴方が好きです、よかったらお付き合いしてもらえませんか」って」

「「「きゃーーっ!」」」

おしげ「そしたら?」

ユキ「ここからが凄いのよ」




「お付き合い?」

「はい!」

「私が、君と?」

「はい!今度のお休み、良かったら一緒にお団子でも食べに行きませんか?」

「悪いけど休みはいつもジュンコ達の散歩や世話で忙しいんだ」

「それは分かってます!でもたまにはいいじゃないですか。他の人にでも頼めば」

「そんな無責任なこと出来るわけない」

「一日くらいいいじゃないですか。私もっと貴方と仲良くなりたいんです!あ、ほら。一年のきり丸。あの子に頼めばいいですよ」

「どうして」

「あの子がめつくてお金さえ出せば何でもやるって言うし。ちょうどいいじゃない、ね!」

「………」

「ちょっと、どこ行くんですか?」

「帰る。君とは付き合えないし、仲良くなりたくもない」

「な、なんで?」

「君といるよりもジュンコ達の世話をしてる方が楽しいし、有意義だ」

「私といるのが無意味だって言うのっ?」

「そうだよ。だから団子屋は他の人を誘えばいい」

「酷い!伊賀崎君冷たいよ!」

「冷たいって言うなら、それを含めて全部私だ。上辺だけで判断して勝手に中身を想像して、それで思ってたのと違ったからって相手を避難する方のは酷くないの?」

「!!」

「それじゃあ」







ユキ「…ってことがあったんだって」

そうこ「うっわー…怖」

トモミ「伊賀崎先輩手厳しい…」

みか「その先輩も地雷踏んじゃったわよね。よりにもよってジュンコ達ときり丸の名前出しちゃうなんて」

ユキ「見た目良いだけに怒ると怖いわよね。しかも噂によると蛇みたいに執念深いらしいし」

「「「確かに…」」」






孫兵「きり丸。今度の休み暇か」

きり「えーと…確かバイトも入ってないし図書室当番でもないし…暇ですけど」

孫兵「ジュンコ達の世話を手伝わないか?その後団子でも食べに行こう」

きり「いいですよ。じゃあしんべえが言ってた美味しいお団子屋にしましょう!あれ、でも伊賀崎さん甘いもの得意でしたっけ?」

孫兵「たまにはいいだろ」







こんな孫兵がいたらもう萌え死ぬ。誰か書いてくれないかな。

2011/04/26(Tue) 02:53 

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