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□五年生と遊ぼうその二!
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その子供の瞳は真剣そのもで、額が汗ばんでる様に見えた。
先程から絡み合っていたのだが、長時間やりすぎたせいだろうか、
腕を投げだしぐったりとしている。
口からは、はぁ、と幼いながらも艶かしさを感じ取れる吐息をもらしていた。
「どうする。もうやめるか?」
そう俺は問い、寝転んでいた体を起こそうとするが、
「…ダメです。先輩、もう一回…」
と、子供は必死に俺の腕に縋り付いてくる。
「これ以上やっても、お前が辛いだけなんだぞ?」
「分かっています。でも…それでも…」
泣きそうな子供の顔を見て加護欲と同じくらいの独占欲が芽生えた。
「分かったよ…。じゃああと一回だけ。これで最後だからな」
子供の耳元に唇を寄せ、
ぼそりと呟いた。
ゆびずもう