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□Crimson Lake
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休憩と言う休憩は極力取らずにハーベル、ミタを抜けた。

そして、今インディナの村を目の前にしている。

もう、日は暮れた。

昼食も、夕食も食べていない。

賢師たちのイライラはピークに達していた。


そして、レイファのイライラも。


「うるせっ、黙れ!黙れー!!」

「うるさいのは君です、フィオラ・ミラー!」

「おまえら、吹っ飛ばしてやろうか」

レイファのイライラの原因だ。

後ろで喧嘩が始まっているのだ。

しかも、3人での。

言わずもかな、フィオラにアールド。

そして、意外にもスティルも参加していた。


「ほら、村よ!薬を持っている人は渡してきなさい!」

「はい」

返事をしたのはネフィル。

喧嘩している3人を一瞥し呆れたようにため息をつき、小走りで去っていく。

無駄な体力を使いたくないと木に寄りかかり瞳を閉じているラウルにレイン。

チームワークの悪さはレイファの機嫌をだんだんと悪くしていった。







「きょうは、ぐりふぉんいくニャー」




 
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