‡幻魔獣の囁き‡

□【第十章】
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神野『さぁやってまいりました!…って言うのが恒例になりつつある本当に記念すべき第十回幻魔獣の囁き!』


簓木『前回は糞猫に乱入されて俺らの語りが削られてしまいましたね。』


神野『そうそう。ただでさえ僕ら出番少ないのに横取りされちゃあたまったもんじゃあありません。特に簓木より人気の低い僕は。』


簓木『(前回の読者の反応引きずってる…!?)ま…まぁ俺らがセットで好きって言ってくれる人が多いわけだしさっ!!』


神野『だよねー。簓木なんて僕がいないとただの一般人だもんね。』


簓木『……ただの一般人の方が俺は幸せそうな気がする。』


神野『え?なに?また島流しされたいって?』


簓木『失礼しました!俺幸せです!!』


神野『ちっ…。つまんねー…。』


簓木『…少しは毒舌抑えてもらえませんかね…?』


神野『まぁ簓木が雰囲気を壊してくれたところで本題いきましょうか。』


簓木『俺が何をしたっていうんだ!!』


神野『前回触れられていたようで触れられていない僕らの漫画のタイトル【-BM&SC-】。それについてです。』


簓木『(軽やかにスルーされた俺の主張…)結局どんな意味なんだ?』


神野『なんでも《BM》のところが僕で《SC》のところが簓木…。んで2人合わせてBM&SCなんだって』


簓木『そのアルファベットの意味は?イニシャルにしても全然掠りもしないんだけど。』


神野『ブラック・マジック(黒魔術)とシスター・コンプレックス(簓木限定気持ちが悪くて吐き気がするほどの姉妹依存症)』


簓木『俺の日本語表記ひでぇな!!』


神野『…まずシスコンから否定しないの?』


簓木『そこは別に。』


神野『キモっ。』


簓木『!!全国のシスコンに謝れっ!!』


神野『簓木限定でキモっ。』


簓木『…神野はそんなに俺が嫌いか…?』


神野『なに言ってんだよ簓木。前も言った通り君は僕にとってガムテープのような存在だって。簓木はガムテープを好き嫌いの判断にかけるの?』


簓木『…ああもう好きにしたらいい…。』


神野『まぁ記念すべき10回目だし、今回はスペシャルな発表でもしましょうか!』


簓木『なんか発表することとかあったっけ?』


神野『僕らのフルネーム。』


簓木『なにそのすげぇ今更感…!!』


神野『いやいや。案外大事なことだよ。ぶっちゃけ簓木って名前、未だに読み方知らない人だっていると思うし。』


簓木『そんな人いるのか?』


神野『作者によってリサーチされたところほぼ知らない。』


簓木『せつ…ない…!!』


神野『まぁ文章で表すだけじゃあそんな事件も起こるわけで。』


簓木『…最初に読みながふっとけよ…。』


神野『まぁ実際何人がこのテキストを読んでくれてるかわからないんですが。』


簓木『悲しいことを言うな。』


神野『数少ない読者の為に今回のようなサービスを行うのです…!!今これを読んでくださっている貴方のために…!!』


簓木『恩着せがましい言い方すんなよ…そもそも俺らの名前知って喜ぶ人なんているのか?』


神野『行うことに異議がある!!』


簓木『前向きね。…字が違うけど。』


神野『と言うわけ今更ながら発表!じゃんじゃじゃーん♪僕の名前は《神野 弓(かみの ゆみ)》でーす!!』


簓木『…《簓木 辻吏(ささらぎ つじり)》です。』


神野『さぁこれを読んでくださっている皆様!!貴方は今日一つお得な情報を知ったのです!』


簓木『………だな。ところで神野。』


神野『はい?』


簓木『これどうやってまとめるの?』


神野『え?……………………………えーと…







すみません…終わります//』


簓木『はい、よくできました。』





おわり

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