‡幻魔獣の囁き‡

□【第二章】
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神野「はいは〜いやって来ました第二談!お久しぶりです。皆にもお馴染みの神野くんです!」


簓木「あの面倒臭がりな管理人が再びこれを書くなんて奇跡の領域だがな。」


神野「そうなんです!奇跡なんです!本来なら食中毒と生理痛で息も絶え絶え、三途の川も渡りかけの管理人が電車の中で元気に音楽を聴きながら親指を動かしているのですから!」


簓木「言葉が矛盾している上発言が生々しいぞ。事実とはいえ生理痛だけは隠しとけよ…。
…そして普通に元気なわけなんだがな。」


神野「まぁ昨日も普通にポッ○ンやってましたからねあの人。…でもそんな彼女にも悩んでいることがあるんですよ…。」


簓木「悩みごとできるような脳ミソ持ってたんだな。」


神野「その悩みごととはこの幻魔獣の囁きについてなのですが…。」


簓木「え…なになに??」


神野「それは…」



















神野「ぶっちゃけネタがない。」





簓木「二話目からかよ!!ほんとダメな作者だなオイ!?」



神野「まぁ僕らの会話は成り立ってるからいんじゃない?」


簓木「軽く流してやるな!甘やかすんじゃねぇよ!!」


神野「カレー作ってみた。」


簓木「前触れもなくいきなりなんだ!」


神野「前触れはちゃんとしたじゃん。ネタがないって。」


簓木「だからってなんでカレーなんだよ!」


神野「…肉じゃがの方がよかったかな?」


簓木「そういう問題ではなく!



…もぅいいや。突っ込むの疲れた。」



神野「やっぱり夏バテしないためには辛いものがいるよね。と言うことで簓木くんどうぞ。」



簓木「別にカレー食べたい気分じゃないんだがな…。
…ってかオイ。なんでカレーがこんな黄色いんだよ。普通茶色くね?」


神野「なにいってんのさ、僕が作って普通になるはずないだろ。」


簓木「…おまえは間違いなくあの猫の化身だな…」


神野「とりあえず食べてみてよ」
簓木「無理。」


神野「なんで。」


簓木「俺は自分の口を肥溜めにする勇気はない。」


神野「だぁーいじょーぶだって。所詮人間の下半身なんて元々肥溜めなんだから。」


簓木「だからってそれを口から入れる勇気は…むぐっ…!ちょっ…神野おまっ…」





モゴモゴ…ゴクン。





神野「どう?」


簓木「…なにこれ。カレーではない気がするけど普通に美味い。ってか甘い。」


神野「でしょー?」


簓木「なにいれた?」


神野「カボチャとバナナとマンゴーと柿とパイナップルとさつまいもと栗餡とみかんゼリーかな」


簓木「カレー要素が1つもないな。ゼリーを入れるな。ゼリーを。」


神野「疲労には糖分接種と思ってね!」


簓木「根本的に趣旨が違うじゃねーか。」


神野「ぶっちゃけ冷蔵庫にあったもんぶち込んだだけなんだけどね。」


簓木「お前の一家は甘党なのな。」


神野「いやぁ5年ぶりに冷蔵庫がスッキリしたよ。」










簓木「は…?」





神野「特にカボチャなんて虫食ってるし腐ってるのなんの。たまには料理もするものだね!」














簓木「神野貴様ァァァァァァァァァァァァ!!!」

神野「キャ---------------------------------------------!!!」
















おしまい

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