Mia Famiglia

□家族の暮らし
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―ある日。



香織「いい天気だねぇ〜」

骸「14歳なのに年寄りみたいですよ?陽に当たってお茶を飲むなんて」

咲良「もう若くないんだよ」

デ「お前らが若くなかったら俺どうなるんだ?」

香織「ロマーリオと同じくおじさんに分類されると思うよ、お父さん!」

雲「でも精神年齢はこの家で一番若いんじゃない?」

デ「どういう意味だよ…」

骸「一番頭が弱いってことでしょう」

咲良「殺すよ?」

骸「申し訳ございませんでした」


目が本気でした。


香織「バリさんもお茶飲むの?」

雲「年中暇な君達と一緒にしないでくれる?僕は風紀の仕事で忙しいんだよ」

咲良「忙しいのに来られたんですか?」

雲「忙しいからだよ。君、仕事手伝いなよ。拒否権はないからね」

咲良「もちろん手伝います!!たとえ拒否権があろうとも拒否はしません!」

雲「そう。じゃあ来なよ」

咲良「はい!」


そういって母さんは連れ去られ…ついて行きました。


骸「凄い…ですね」

デ「あんなに喜んで恭弥に着いていく奴なんて滅多にいないぜ?」

香織「何でだろう…お母さんとタコ兄とカブって見えたのは」

骸「確かに見えましたね」


忠犬キャラ確立。


デ「っつーか恭弥のやつ思いっきり母親を雑用係として使う気だろ」

香織「まぁ良いんじゃない??お母さんが自分で選んだ道だから」

骸「そうですね。気にしないでおきましょう」

デ「そうだな。咲良なら大丈夫だろ」


っていうか本気の設定でもないし。


香織「お母さん逃げ足早いから。
あ、でもあんまり早く逃げようとすると転ぶかもな…」

骸「その話を聞いてると誰かを連想しますね」

デ「何でこっち見るんだよ!」


だって転ぶじゃないですか。


香織「でも逃げ足は香織の方が早いよー。
お母さんが音速なら香織は光の速さくらいかな」

骸「2人とも速すぎます」

デ「そんなに速けりゃ何からでも逃げられるぜ」

香織「いやいや。長男からは逃げられないかも知れない…」

骸「確かに恭弥君なら何億光年とかで追いかけそうですしね」

デ「それは逃げ切れねぇな」


3人とも冗談を言っているつもりなのだが…誰1人笑えないという状況。


《結論》
我が家の長男は人類最強の男だ。



香織「間違いないね」

骸「おまけに最恐ですしね」

デ「誰に似たんだか…」

3人「はぁ…(ため息)」



{あとがき}


お母さんはディーノさんと雲雀さんの為なら
どんな雑用もするという、忠犬精神の持ち主です。
獄寺とかぶってる・・・?

気のせいです!←

終わり。


那智
 

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