Silver Soul
□もしも、銀魂がドラえもんだったら....
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もしも、銀魂が、
ドラえもんだったら前編
銀「……んだ?ここ何処だ!?くっ…暗いんですけどォ!?」
?「ちょっと銀えもん!うるさくて昼寝もできないんですけど!静かにしてくれません!?」
ストッ(襖を開ける音)
銀「なんだ、新八?そのベタァな格好は。黄色いTシャツに短パンってそれじゃあまるで――」
の「新八じゃありませんよ、のび太です。銀えもんこそ、もぉ銀さんじゃありませんよ?」
銀「なぁに言ってんだコノヤロー!!銀さんは銀さんだっつーの!」
の「人のこと言ってないで自分の格好見てくださいよ。」
銀「俺は何時もの……ってアレ?…なんじゃこりゃァァア!!!」
の「騒がないでくださいよ!ママに怒られます!」
銀「なんだよ!この青い着ぐるみはッ!って言うか新八!ツッコミ担当のお前がなんでこの状況にツッコまないんだよ!!」
の「だから新八じゃないです、のび太です。ツッコミ役はどんな時であろうと冷静さを失ってはいけませんから。」
銀「冷静すぎて怖ェんだよお前は!」
の「銀えもんこそ、驚きすぎですよ。落ち着いて下さい。どら焼きでも食べましょうよ?」
銀「マジ?どら焼きあるの?ラッキー!銀さん銀えもんでもいいかも!」
の「食いつきが良いですね…。ほら、そこに……って神楽ちゃん!?」
ド「神楽じゃねーヨ!ドラミ様と呼べダメガネ!」
銀「オイィィィ!テメー!俺のどら焼き食ってんじゃねーよ!!」
の「ダメガネじゃねーよ!のび太だって言ってるだろ!!だいたい何処からでてきたんだよ!此処は僕の部屋だよ!?」
ド「机のタイムマシーンからに決まってるアル。ね?セワシさん?」
セ「わんっ!」
の「って定春、セワシくんだったの!?おかしくない?コレ!何で僕の子孫が犬になっちゃってんのさ!!」
銀「うっせーぞ、のび太。」
ド「そーだヨ。うっせーんだよ、のび太みたいな顔しやがってグチグチゆーなヨ。」
の「いや、のび太だから!僕のび太だから!!」
スット!!
(これまた襖が開く音)
?「うるさいゾ!のび太!」
の「ママッ!!」
マ「ママじゃない、桂だ。そんなことより何の騒ぎだ。」
銀「ママ否定しちゃ駄目だって!ヅラじゃねーか。なんでまたヅラがママなんだよ。」
マ「そんなものは知らん。ただ、朝起きたらピンクの服着て、眼鏡かけてた。怪奇現象かと思っていたのだが。」
ド「悍ましいぐらいの怪奇現象アル。」
の「ママが桂さんって事はパパは……」
マ「知りたいのか、のび郎。」
の「我が子の名前間違えてるし!!」
マ「パパいらしてー!」
銀「すっかりママ気分だな。」
ド「パパ誰アル?」
パ「(カンペ)どうしたんだいママ。」
銀・の・ド「エリザベスじゃねーか!!」
の「…っちょと!待って下さい!!僕の父上がエリザベスって事は、僕は未確認生命体と人間の間にできた子どもって事じゃないですか!?しかも、実際ママは男だし!?」
銀「心配するなのび太くん。子孫は犬だ。」
の「余計に悩みますよ!!」
ド「複雑な家系アル。まるでドロドロな昼ドラみたいネ。」
銀「そんな事いったら、藤子・F・不二雄が怒ってくるってぇ。」
の「僕等がドラえもんパロってる時点でアウトですよ。」
マ「まったく、管理人はどんな脳の構図をしてるんだ。」
ド「管理人の本名を使って《脳内メーカー》で調べたところ、[食]と[休]で埋めつくされてたアル。」
の「駄目人間ですね。」
銀「そーだな。」
の「いや、アンタも人の事言えないし。」
マ「…そういえば、のび太よ。少し使いを頼みたいのだが。」
の「いいですよ。何を買えばいいんですか?」
マ「塩とコショウだ。」
の「それって単純に、塩コショウ買ってくればいい話じゃないですか。」
銀「俺も行くー。」
ド「ワタシも行くアル!ね?セワシさん。」
セ「わんっ!!」
ママにお使いを頼まれた、銀えもん、のび太、ドラミちゃん、セワシくんは近所のスーパーに向けて旅立ったのであった。