◆礪波 学（ﾌｫﾄｸﾞﾗﾌｧｰ）
ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝや互いを確認するための写真を模索し、営利目的の撮影は控えております
「真実を写す」という写真ですが、つまるところそれは一枚の紙にも過ぎないわけで、真実如何については久遠の問いが拭いきれません
真実であると傲慢でなく、偽りであるとそこに安住しない…撮影を重ねる度に終わりのない煩悶を深めます
理論先行しながら、人生と並行する写真にいつまでも囚われ溺れてしまう
写すこと（生きること）ぐらいが私たちの辿り着けるささやかな到達点で、また逃げ場でもあるのかもしれません
ｼﾝﾌﾟﾙな撮影を心がけ、標準ﾚﾝｽﾞで時間をかけて被写体と向き合います
Tonami Photographs