Una novela

□疲れた貴方を癒す方法
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「ただいまー‥」
「お、おかえりっ」
「っな、」


疲れた体を引きずりながら玄関のドアを開けるとそこには何故かエプロン一枚のイギリスが立っていた。ピンクのフリルのついたエプロンを恥ずかしそうに握りながらこっちを上目づかいで見上げてくるイギリス。

驚いたがその姿はすごく可愛くてかなり下半身にクる。
今すぐ押し倒してしまいたい衝動にかられるが何故こんな恰好をしているのかまだ言われていない。
俺は理性を総動員して真っ赤になったかわいらしいイギリスに尋ねた。




「何やってるんだい、君?」
「ちょ、ちょっと待って!ふ、風呂!」
「は?」




あーそのー、と吃るイギリスの言葉を待つ。黙っている俺にイギリスは意を決したように口を開いた。



「っ風呂にする?飯にする?そ、それとも‥‥お、俺?」



プツンと頭のどこかで理性の切れる音がした。





***



「あっあ、やぁっん」
「イギリス、見てよ君のここもうこんなになってる」
「いやぁ、いわないでぇ・・あっふ」
「何言ってるんだい?イギリスから誘ってきたんだろ」
「ちがっ‥あぁっや、ふっ」


ぐちょぐちょと卑猥な音が寝室に響く。

ピンクのエプロンをもう着てるとは言えない程にはだけせさせたイギリスは俺の自身を擦る指の動きに合わせて口からひっきりなしに嬌声をあげる。
イギリスの口からだらしなく垂れる唾液をぺろりと舌でぬぐってやる。



「俺の奥さんはホントに可愛いね」
「やっも、いっちゃ・・っ」
「いいよ、俺の手の中でいきなよ」
「ゃ、ああぁぁっ!」



イギリスは背中を反らしながら高い声を上げて白濁をエプロンにとばした。
はぁはぁと息使いの荒いイギリスの唇にキスをするとイギリスはトロンとした表情になる。


「エロい顔・・」
「うるさ・・っん‥」


イギリスの白い首筋に跡を残すように吸い付く。唇を離すと赤く血がそこ集まっていた。イギリスが俺の物だという証。
これを付けられるのは俺だけだと思うとつい口元が緩んでしまう。

そんな俺をイギリスがキッと睨みつける。



「てめ、そんなとこに付けたら隠せないだろーが」
「いいじゃないか君が俺のものだって見せ付けてやれば。白い肌に映えてすごく綺麗だぞ」
「そーゆー問題じゃ、あっ‥ちょっ」



俺はイギリスの太腿をぐいっとおもいっきり横に開かせた。
イギリスの先走りで濡れた自身に赤く熟れた秘部。そのイギリスの艶やかな姿に思わずゴクリと喉を鳴らす。



「わぉすごいね君」
「あん、ま見んなぁ‥」
「そうはいかないよ」



つぷりと後孔に指を突き立てる。びくり、と震えるイギリスの額に優しくキスをした。
イギリスの後孔は普段俺のを受け入れてるからかたいした抵抗もなく指を飲み込んでいく。

入れる指の数を増やし中でバラバラに動かす。



「ひゃあ、ぁん‥は、」
「気持ち良い?」



力無く首を振るイギリスにお仕置きの意味をこめて自身をぎゅっと握る。ひっ、とイギリスの口から痛そうな悲鳴が漏れた。



「自分の旦那さんに嘘ついちゃ駄目じゃないか」
「ふぁ、ぅんあ、めりかぁ‥も、早く‥っ」
「っ‥全く本当に君は淫乱だな」



俺は赤黒く猛ったそれをズボンから取り出しイギリスのとろとろになった後孔にあてがった。ズブズブと俺の自身がイギリスの中に入っていく。
イギリスの中は熱く俺の自身に絡み付いてすごく良い。


「あっやぁあ、あぁんっ」
「っ動くよ」
「ふにゃっ!ゃんっ、ああっ」
「イギリス可愛い‥愛してるよ」
「ん、ぁ‥俺、もっメリカ、愛して、るから‥」



息絶え絶えになりながら言うイギリスに目眩を覚える。なんでそんなに可愛いんだ!
俺はスパートをかけるべく腰を動かすスピードを上げた。パンパンと肌の弾ける音と結合部のいやらしい水音が響く。
俺はいったん自身をぎりぎりまで抜いてから一気に奥まで突き上げた。



「ひああぁぁ!」



貫いたのと同時にイギリスがのけ反り白濁を飛び散らして達した。内壁がきつく締め付け、俺もイギリスの中に精液をぶちまける。

余韻にひたるイギリスを自分の元に引き寄せる。潤んだ緑色の瞳で俺を見上げるイギリスがどうしようもなく愛おしくてむちゅー、と唇にキスをした。



***



朝起きて腰が痛い、腰が痛いと文句を言うイギリスをベッドに待たせて彼の代わりに二人分の朝食をつくる。

ふとキッチンに置いてある雑誌を見つける。手に取ってみると雑誌は自然とブックイヤーのしてあるページが開いた。


「あっ」


開いたページの見出し文。


“疲れて帰って来た夫を癒す100の技”


ピンクのPop体で書かれていたその見出しで俺は昨日のイギリスの行動の意味をやっと理解した。
疲れて帰ってくる俺のためにあのプライドの高いイギリスがあんな恥ずかしい台詞と恰好をしてくれたのだ。


「〜〜っ可愛すぎだろっ」



俺は火を止めるのも忘れて大好きな奥さんを抱きしめてキスせるためにキッチンを飛びだした。


end

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