short story
□Alice
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葉。
自分を呼ぶ声に気付き、廊下側を見る。
見慣れた制服、見慣れた顔。
頭のてっぺんで結い上げている長いポニーテールが少し揺れている。
HEIYU行こうぜ。
そう言った兄の声色には拒否を許さないものを感じる。
いつものことだ。
おお。
短く返すと、自分の鞄を掴み、ハオの後を追った。
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ｶｽﾀﾏｲｽﾞ
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