SSS

とても短いお話。
◆ちとくら♀+子供 

うちとあの人の可愛い可愛い子供。
名前は陽と雫って言うんやで?

あの人は今、うちの力作の小トトロの服をを着せた陽を抱っこしとる。
うちの腕の中には中トトロの服を着た雫。

「蔵っ、こげにむぞらしかち赤ん坊は他におらんばい!」

元々ジブ/リが好きな旦那様はお気に入りの様で陽をキラキラした瞳で見つめてる。
仕方なく雫も隣に座らせてやった。


しばらくして静かになったソファーを覗くと愛しい人たちがすやすやと眠っていた。

「こんなシーンあったよなぁ…」

身体の大きな旦那の上には小さなホワイトと紺の塊がふたつ。

「幸せの絶頂やな」

こっそりと写真に納めてうちは笑みを深めていた

2010/12/28(Tue) 02:51 

◆no title 

「「越前…」」

男テニ部長の手塚と女テニ部長の不二はため息をついた。
我が青学のアイドル、越前リョーマは試合会場でもモテるらしい。

「だって勝手について来たんスよ」
「でもね…それは返して来なさい。」
「そうだぞ、越前……跡部と白石は元の場所に返してこい。」

リョーマの挟む様にして立っているのは
氷帝学園テニス部部長の跡部景吾、
四天宝寺中テニス部部長の白石蔵ノ介だ。

「だから言ったじゃないっすか、部長が怒るよって」
「関係ねぇ。気に入った小猫は逃がさねぇ主義だ」
「うちのエクスタちゃんよりも可愛いさかい、捕まえよかと思ってな?」
「ここに来るまでにも言ってたよね、それ」

胸を張って言い放つ二人と、首を傾げる小柄な少女。
それを見て眉を寄せる不二とこめかみを押さえる手塚。

この5名を発見したトリオは、この後巻き込まれることになる

2010/12/23(Thu) 02:23 

◆ リョ跡♀(ジロー視点) 

さっきから跡部がリョーマに向かって目を閉じて動かない。ってゆうか顔がまっかっか。
多分キスして欲しいんだろうけど…それじゃあリョーマは気付かないCー…。

あー…それにしても、跡部の髪ふわふわしてて寝心地良さそう…。


「跡部さん、ちゅーしていい?」
「さっきから意思表示してんだろ!」


あ、やっと気付いた…わざわざ言っちゃうとこがリョーマらしいよねぇ。

うわ、路ちゅーした。
恥ずかしい二人には困るよね…。


「リップかなんか付けてる?」
「…カサカサなままキスなんかねだるかよ」
「……そうゆう所可愛い、もう一回していい?」
「聞くなよ…」


跡部は苦笑しながらも嬉しそうに抱き着いてさ、リョーマって暖かそうだからちょっとうらやましかったり。
…とりあえず…


「ねぇ、樺地ー、あの二人邪魔してきていい?」
「…それは…駄目、です」
「ちぇっ…」


俺の大切な友達とったんだから邪魔くらいしてもよくない?

2010/12/07(Tue) 02:32 

◆丸切♀ 

「先輩、見て!小テスト満点っす!」

そう言っていとしのあの子が俺の教室に勢いよく入って来たのは先程のことだ。

「すげーじゃん、赤也。帰りはご褒美にパフェ奢ってやるよ」
「えー…パフェよりキスがいいんスけど」
「調子に乗らない。」
「あいたっ!」

聞き耳をたてているクラスメイト達の前と言うこともあり、羞恥をごまかすように彼女の額を指で弾いてやった。

「ほら、赤也…遅刻したらご褒美なしだぜ?」
「うわっ、それは嫌!じゃ、先輩、放課後楽しみしてますから!」

入ってきた勢いで出ていく彼女を見送ると後ろからニヤついた友人が寄ってくる。

「見せ付けてくれるのぉ、バカップル。」
「だってさ、可愛いだろぃ?俺の彼女。」
「…あー、はいはい。惚気を聞く暇はないんじゃ。サボるのに忙しい俺は今から屋上に…」
「まあまあ、次の授業は自習だぜ?」

逃げようとする悪友の肩を掴み、俺はニッコリと笑ってやった。
存分に可愛いあの子を自慢しよう。

2010/12/02(Thu) 14:22 

◆うたた寝 

磨かれたフローリングで二人で寝転び、
跡部はリョーマに腕枕をしながら見つめていた

『睫毛長いな…コイツ』

髪を撫でても飽きず、抱きしめても足りず、大きな瞳に自分が映らないことに少しの寂しさを感じながら跡部は眠りについた。

『起きたら、たくさんキスをしよう』

そう決めながら…

2010/11/27(Sat) 12:09 

◆寂しい(ver R) 

らしくないくらいに跡部さん不足が深刻で…。

迎えに来てくれないかなって
窓の外を見てみたり、
メール来てないかなって
携帯を何度もチェックしたり。

早く会いたい、なんて
らしくなくて言えないから…察してよね。

2010/11/22(Mon) 09:31 

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