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□調教 ***
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「ほら、ツナ、ご挨拶しなさい」
「は、はじめ、まして…!」
ツナは新人アイドルとして、プロデューサーに挨拶に来ていた。
「あぁ、初々しくていいね、はじめまして」
ニコリと笑う、40前半頃の細身のその男は、とても有名な人だと事前にマネージャーからは紹介されていた。しかしツナは知らなかった。有名なのはその手腕だけでは無いことを。
「あ、あの…よろしくお願いします!」
ペコリと頭を下げたツナの隣で一緒に頭を下げたマネージャーは、とても気の毒そうな顔をしていた。