逃水の宴

□抱えきれないほどの「だいすき」
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けれどぼくのぼうけんは、すぐにおわった
きがつけば、ここどこ? ぼくはみちにまよった

ざわざわ ざわざわ、はっぱがなって
どこからか きいたこともない けもののなきごえ
ぼくはひとりぼっち、さみしかった こわかった

わるいやつをやっつけるどころじゃなくて、こわくてこわくて ないていた
だれもいなくて、もしかしたらこわーいまものが いきなりとびだしてくるかもしれない そとのせかいで、ぼくはこわくてないた



そしたらしばらくして、あのこがきてくれた
ぼくはおもわずだきついた
うれしかった、あのこがきてくれたこと
 
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