鏡映し
□筆談告白
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「瑠、」
これ以上口パクで喋るのは疲れると思ったのか、瑠璃は一枚のルーズリーフを差し出した。
その意図を察知した俺は早速シャーペンを走らせた。
『暇』
『プリントやれって』
『終わったんだって』
『嘘吐くな』
堂々巡りの会話。いつ見つかるか気が気じゃないけど、手は止まらない。
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