夢巡り

□繋がり繋がる
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何も知らないまま繋がりを求めて。
けれどそれは確かにそこに在った。
優しく包んでくれる、それは。



「ねえ、トレント」
『何だい、詩音?』
「コタエは、私の中にあるけど、手伝ってはくれる?」



風が抜けて。



『もちろん』



彼は、優しく目を細めた。




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