逃水の宴

□あい を 背に
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☆後書き
倉庫用に書いてたけど、気に入ったのでこちらへ。
エスカデ編終了後のダナエさん(存命ルート)。ひとり残された彼女はどんな日々を送っているのか。
最後までマチルダのために生きるんじゃないかと思います。新しい司教が決まっても、その人を支えつつも根底にはマチルダへの忠誠心とか想いがあって。かといって新司教へもないがしろとかではなくて。
うまくいえない…。

主人公がすごく気に掛けてそう。自分がエスカデの死もアーウィンの死もすごく関わったから。
ダナエは「気にしないで」って言うけど、彼女は結構繊細だと思うのでよけに気になっちゃう。まさか自殺はしないだろうけど…。
でも主人公が思うほどにダナエは弱くないけど。でも、マチルダばっかじゃなくて自分の幸せも考えようよ、って思いそう。
マチルダの為に生きるのが私の幸せってダナエは言うだろうけど。でもそれって違うよって。……っていう話が書けそうっていう、ね。

たまには切なくないダナエさんを書きたいと思いつつ、こうなっちゃうんだよなぁ。

ちなみにタイトルは、ルシェイメアの最後のステージ名「哀を背にして」とかけてます。
それだけじゃなく、あと、「哀」と「愛」をかけて。「背にして」にしなかったのは、背を向ける感じじゃなくて背に背負って(微妙な違いを…)っていう感じを出したかったのです。むずかしい。
「あい(哀)、あい(愛)、あい(逢)」ってタイトルにしようかと思ったんですが、猿の童謡が浮かんできたので噴いちゃって却下。語呂も悪いしね…。
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