逃水の宴

□07クリスマス企画
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[Opening]

空気が澄んで寧ろ痛いほどの朝。
視界の端で白い紙のような雪が散らついている。夜の間にも降ったのか、窓の外は一面の白。まるで別世界の様だ。
階下から温気と、朝食の良い匂いが漂ってくる。
身を起こし、伸びをして、寝台から出ようとした所で…。

「……?」

手に何かが触れた。枕元に置かれて居たらしい。それは…。



・赤色の箱

・白色の袋

・青色の包み

・緑色の小箱


 
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