Sweet☆Motion

□第26話
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ふと、剛の横顔を見て試しに聞いてみる事にした。





「剛さ‥‥もしかして緊張してる?」

「‥‥ハァ!? 何でだよ!?」

「今、間があった」

「‥‥‥‥」

「いつもの剛なら、すかさず突っ込むでしょ」





自分から朝早くに待ち合わせて殆ど寝てないって言ってたし、簡単な道間違えるし。

これって‥‥





「うるせー」

「今、何も言ってない。タイミングも間違い」

「可愛くねー」

「可愛くない私を誘ったのは剛でしょ」





突っ込みを入れると、剛は黙ってしまった。


ここで笑ったら、剛機嫌悪くなるかな?


笑うのをひたすら堪えて





「時間はタップリあるし、ゆっくり行けばいっか」

「そうそう。急がば回れって言うだろ」

「上手い言い訳」

「‥‥可愛くねー」

「うっさい、バーカ」

「あぁ!?」





いつものノリで

前までと変わらない私達で

車を走らせる。





「いざ! 鎌倉」

「横浜でしょ!? あんた、どこ行くつもりなの!?」





剛の可愛い一面を

伺いながら─────‥‥





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