☆TEXT☆

□星に願いを
2ページ/4ページ




夜2時



銀時が気になって眠れねぇ。


胸騒ぎがする

2.3日会えない位でどうしたんだ


「会いに行くか...」


俺は万事屋に向かった




万事屋に電気は付いていない


「もう寝たのか?」

無防備にも鍵がかかっていない玄関の扉を開ける




やはり真っ暗

不法侵入だって?
いーんだよ
だって俺警察だもん



いつもの犬も押し入れの住民も

居ないようだ。


俺は寝室を開けた


「ーーーっは???」

銀時が寝ている


寝てるのはいいんだよ
だけど

なんて寝方してんだよ



銀時はというと

布団も掛けず
枕も使わず
ただ布団の上にうつぶせに寝ている状態



「なにやってんだよ」

俺は呆れて電気を付けた





「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



電気によって見える銀時の体


ボロボロだ。
体のいたる所に血が付いており洋服も随分と擦り切れている。


俺と会わない間なにやってたんだよ


「おい銀時!!!銀時!!!!!!起きろ!!!」

とりあえずその血どうにかしよう

「起きろって!!!!!!!!」


銀時を仰向けにする

「っチ」

軽く舌打ちする


体温の低下

それと
なにか刺さったのだろう

3ヶ所位体に小さく しかし深い穴ができている


穴に触れてみる



『ーーーっぐ。』


「銀時!!!!!!!」


「銀時!!!しっかりしろ!!」




『土..方...?』


「銀時!!!!」


『なんで...居んだよ』


「話は後だ。お前死にたいのかよ。何手当てもしないで寝てやがる」



『いや。だって。。。』


「とりあえず起きろ。手当てしてやっから」


『あ。ああ』


俺は銀時を居間に運んだ
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ