☆女☆
□愛は勝つ
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俺の目の前で。
銀時が乗ってる船が爆発した。
「銀時!!銀時!!!銀時!!!!」
走った。
走った。
ただひたすら
そして船は。
燃えていた。
「ぎん・・・とき・・」
ほかの船の従業員もいない。
俺はガレキを掻き分けひたすらに銀時を探した
「ぎんときっぎんときっ!!!」
「どこだ・・・。どこにいるんだ・・・」
「ぎんとき・・・・」
「銀時・・・」
大きなガレキに手を伸ばそうとした
が
「土方さん・・・」
「ぎんときっ・・ぎんとき・・・」
「もうやめてくだせぇ!!!!!」
手を
止められた。
「土方さん。こんな残骸のなかに、旦那は・・・」
「ぎん・・・と・・きぃ」
俺はその場に立ち尽くした
ああ。
銀時持ってかれちまったよ