☆TEXT☆
□銀さん幽体離脱!!
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ジリリリリリリリリリリ!!!
目覚ましが鳴り響く
「・・うる・せぇ・・・」
手を伸ばす
「・・・?アレ・・」
目を開けると
「あれ。俺・・・俺?」
万事屋、坂田銀時は今、自分を見ていた
「俺。なにしてんだ?」
「・・・・・???」
周りを見渡してみる
「・・・・俺。なんで宙に浮いてんだ。つか俺なんか透けてね?え?嘘?嘘嘘嘘嘘嘘嘘!!!ありえない!銀さんオカルトとか信じないからね!!!」
「ジリリリリリリリリリリリ!!!!」
スパーーーーン!!
「うるさいアル!!!!!」
ガシャッ
ジャスタウェイは神楽の手によって破壊された。
「銀ちゃんどうしたアルか。もううるさいよ」
「やべえ。まじで幽体離脱しちゃったの?俺?」
「二日酔いだからって私を巻き込まないで欲しいネ」
「神楽!!悪い!!今戻るぞ!!」
銀時はまるで平泳ぎをするかのように泳いだ
「おーーーーい。俺!!!待ってろよ〜」
「銀ちゃん?」
ユサユサ
「今行くぞ〜〜!!!」
「銀ちゃん?」
ユサユサ
「銀ちゃん・・・?」
「ぬおおおおおおおお!!!!」
銀時(霊魂)が銀時(体)に触れた
「銀ちゃああああああああああん!!!!!」
神楽が勢いよく銀時に抱きついた
「銀ちゃん!!どうして起きないアルか?!どうして寝たままアルか!!!?」
「・・・」
「銀ちゃん!!!いやよ!!」
「なんでだ・・・なんで俺元に戻らないんだ。」
「銀ちゃあああん!!!!」
神楽は泣き出した。