☆TEXT☆
□兎
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今日は銀ちゃんとマヨラの記念日アル
銀ちゃんは今日をなんだかんだですっごく楽しみにしてたアル
銀ちゃん今日は多分帰ってこないヨ
マヨラに銀ちゃん取られちゃうネ・・・
銀ちゃん
兎は寂しいと死んじゃうんだよ?
そんなこと考えてたら今日が憂鬱になってきたアル
今日なんて来なければいいって前から思ってたね
でも来てしまった。
もう嫌よ
憂鬱すぎて頭痛くなってきたアル
「神楽ぁ〜。朝だぞおおお」
「あれ?銀さんおはようございます。早いですね?」
「そうだな」
銀ちゃん今日は早起きなんてしちゃって。
「神楽ぁぁ〜」
シャーーーーーー
銀ちゃんが襖を開けたヨ
「朝だぞ〜って起きてんのか・・・ん?」
「 なにヨ?」
「お前なんか赤いな」
「・・・?赤い?」
「ちょっといいか?」
銀ちゃんの手が私の額に触れたアル
銀ちゃんの手は冷たくてきもちいアル
「・・・熱あるな。」
「え?本当ですか?!」
「神楽。大丈夫か?」
銀ちゃんが真剣な顔で見てくるネ
そんなに一大事アルか?
「ちょっと頭痛いだけよ。こんなのなんともないネ」
「頭痛いんじゃダメだろ。今日は寝てろ」
「大丈夫よ!!私を誰だと思ってるアルか!?」
「はいはい。わかったから。」
いやよ。今日一日押し入れで過ごすなんて
本当に一人ぼっちアル
「ジリジリジリジリジリジリ」
電話が鳴ったアル。
どうせあのマヨラからね。
あいつは銀ちゃんを簡単に私から奪っていくヨ。
銀ちゃん行かないで・・・
「はいはい万事屋銀ちゃんです」