☆TEXT☆
□本気で惚れたぜ
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☆土方視点です★
「それじゃぁよろしくお願いしますね」
「ちゃんと守るアルよ!!!銀ちゃんにもしもの事があったら私が許さないネ」
「わかった。坂田はちゃんと俺達が守るから。お前らは安心して遊んでこい」
・・・。
「なぁ大丈夫だって。銀さん保護してもらわなくても大丈夫だから」
「なに言ってるんですか。」
「本当アル。これでもそんな口叩くか馬鹿息子が」
ドカッ
「う゛っ!!!!!!神楽・・・」
「ほらほら。ちゃんと安静にしててくださいよ」
「ひでぇや・・。あんまりでぃ」
「それじゃぁなぁ。ちゃんとお土産に酢昆布買ってくるからおとなしくしてるアルよ」
「じゃぁ行ってきます」
なんだ。
なんなんだ。
「近藤さん。一体・・・」
「ああ。実は今日1日坂田を預かる事になった。」
預かるって・・・子供じゃないんだから
「見ての通り足をやっちまったらしぃ。動けないみたいだからな。」
確かにさっきからコイツ動かねぇ
足。
見ると足は無様にも包帯ぐるぐる巻きだった
「なにがあったんだ??」
「・・・ちょっとやりすぎちまった。」
「坂田は春雨とやり合ったみたいだ。その時に銃弾を足にくらったみたいでな」
「春雨!?」
「さすが旦那でぃ。春雨相手にそんだけの傷で済むとは。山崎だったら死んでまさぁ」
「いやいや。無傷のはずだったからね。本当は。」
「春雨の野郎銃なんて持ちやがって。」
「それで。病院で休んでりゃいいものをなんでわざわざ屯所なんかで休むんだ?」
「悪かったですね。お邪魔して」
「!!!いやっ。そういうんじゃなくて」
「事件を聞いて他の春雨の連中がどうにも坂田を狙ってるらしいんだ。」
「旦那。安心してくだせぇ。俺が命に変えてもあなたをお守りします」
「そりゃぁどうも。」
「まぁそうゆうことだ。善良な市民を守るのが俺達真選組の仕事だからな。」
「お世話になります。」
・・・。
お世話になりますって
まじかよ。
今日1日コイツと一緒にいれるのか。
嬉しい
もう最高に嬉しい
俺はにやけそうになるのを必死にこらえた