向日葵のように
□君たちはイキナリ空から降ってきた
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そうこうしているうちに地面はもう間近
「よしっ!行くぞ」
「はぁ、死ぬ覚悟だね」
「イヤァァァァァ!!!死ぬぅ〜」
「ガリガリガリ・・・・・ッ
グボォッ
アイスが・・・・のどに詰まった〜!!!だ・・・れか・・」
「神夜〜!!」
「「うるせぇんだよ!!潰すぞ」」
「ずびばぜん」
「よっし、おめぇら、・・・行くぞ」
「え?!ちょっと待ってよ!神夜だけ置いて行けって言うの?!神夜も大切な仲間じゃない!!そんなの…そんなのひどすぎるわ!!」
「諦めろ藍那。そいつは(アイスが喉に詰まり)もう死ぬ。
オレらにはどうしようもできないんだ」
何をイキナリ始めているんだ
「でも……」
「万が一にそいつを連れていって助かったとしても、オレらを覚えていないかもしれない…
最悪の場合、心がもう…」
言わせねぇよ!?
「イヤだよ…」
「オイ、いい加減に戻って来い。
それとも逝くか?」