向日葵のように

□君たちはイキナリ空から降ってきた
5ページ/8ページ





そうこうしているうちに地面はもう間近

「よしっ!行くぞ」

「はぁ、死ぬ覚悟だね」

「イヤァァァァァ!!!死ぬぅ〜」

「ガリガリガリ・・・・・ッ
グボォッ
アイスが・・・・のどに詰まった〜!!!だ・・・れか・・」

「神夜〜!!」

「「うるせぇんだよ!!潰すぞ」」

「ずびばぜん」

「よっし、おめぇら、・・・行くぞ」

「え?!ちょっと待ってよ!神夜だけ置いて行けって言うの?!神夜も大切な仲間じゃない!!そんなの…そんなのひどすぎるわ!!」

「諦めろ藍那。そいつは(アイスが喉に詰まり)もう死ぬ。
オレらにはどうしようもできないんだ」

何をイキナリ始めているんだ

「でも……」

「万が一にそいつを連れていって助かったとしても、オレらを覚えていないかもしれない…
最悪の場合、心がもう…」

言わせねぇよ!?

「イヤだよ…」

「オイ、いい加減に戻って来い。
それとも逝くか?」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ